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みなさんは、ドイツにどのような印象をお持ちでしょうか?
おいしいソーセージやビールを思いうかべる人もいらっしゃるでしょうし、高級車でも有名ですね。
またドイツと日本は、面積もほぼ同じ大きさであることに加えて、真面目で勤勉であるという国民性も似ているところがあるようです。
そんなドイツ人ですが、お金を使わなくても毎日の生活を上手に楽しんでいる人がおおいということでも知られています。
お金をかけずに毎日を楽しく暮らせるなんて、すてきですよね。わたしたちにも参考になることがあるかもしれません。
この記事では、お金を使わないドイツ人に学ぶ!ドイツ流シンプル生活をご紹介します。
お金を使わない生活を送るドイツ人の思考とは?
お金を使わなくても毎日楽しく暮らしているドイツ人ですが、わたしたち日本人とはどのように考え方が違うのかをまとめます。
1.お金よりもリラックスする時間を大切にしている
ドイツ人は、お金を稼ぐことよりも、家族や友人たちとすごす自由な時間に価値をおいています。
仕事をする時間よりもプライベートな時間を大切にしているということですね。
勤務終了時間になると、ほとんどの人は残業することなく帰宅します。また、有給休暇の取得率もほぼ100%だということです。
残業はもちろん休日出勤もあたりまえ、有給休暇なんて、忙しすぎてとてもじゃないけどとれない、というわたしたち日本人からするとうらやましい話ですよね。
しかしそうやって働いた結果、残業代がつきお給料が増えるのでまたがんばれるというのも日本人ならではです。
お金を稼ぐために一生懸命働く、という考え方は、日本人にとってはそんなにおかしなことではなく、ごく普通の考え方なのです。
しかし、ほとんどのドイツ人の考えは、わたしたちとは少し違うようです。
極端な言い方をすると、多くのドイツ人は、「自分の大切な時間を犠牲にしてまでお金を稼ぐなんてナンセンス!」と思っているのです。
いかがですか?
その考え方もわかるし、それができれば理想的だけど、とは思いますが、その一方で、そんな働き方でちゃんと仕事はこなせてるの?会社はまわってるの?と思いませんか?
経済協力開発機構によると、ドイツの年間の労働時間は、日本の80%ほどであるにかかわらず、労働の生産性は日本の約1.5倍もあるようです。
それからすると、ドイツ人は仕事の効率がいいといえそうですね。
「しっかり働いて、その分しっかり休む」を実践しているドイツ人ですが、その根本には、長時間働きすぎても集中力は低下し、かえって仕事に影響がでる、という考え方があるようです。
勤務中の仕事の効率をあげるためにも、家族や友人とリラックスする時間をしっかりとり、明日への活力にしていくことが何よりも大事なことだと考えているのです。
大切な自分時間をもつための手段が仕事でありお金であるのであって、それにしばられたり振りまわされたりしないのがドイツ人だといえそうですね。
2.無駄な買い物をしない
ドイツ人は、無駄なものにお金をかけません。新しいもの、最新式のものがいいという価値観を持つ人は多くはないようです。
また、「ものづくり大国」と言われていることでもおわかりのように、ドイツ人は手先の器用な人が多く、なんでも自分でできることは自分でやるというDIY精神を持っている人が多くいます。
それなので、例えば物がこわれたとしても、まだ使える、修理をすればまだ動くと、簡単に新しいものに買い替えることはありません。
また、家や家具なども、祖父母の時代から譲りうけたものを自分好みにかえていきながら、長く大切に使いつづけている人も多くいます。
そもそもドイツ人はものを買うときに、「これは本当に必要なのか?」「これは本当に自分の求めているものなのか?」とじっくり考えてから買うことがふつうです。そうやって慎重にえらんで手にしたものを、一生をかけて使うつもりで大事にするのですね。
衝動買いをして後悔をする、という多くの日本人が一度は経験したことがあるようなことも、ドイツ人は少なさそうですね。わたしたちもお手本にしたいところです。
そのほかにも、ドイツ人は気軽にコンビニに行く習慣もあまりないようです。コンビニはスーパーとはちがいなんでも割高になっていますが、日本人は便利さのあまり気にせずよく立ち寄りますよね。
しかしドイツ人はそういうことはせず、飲みものはマイボトルを用意し、ランチもサンドイッチとフルーツなど簡単なものを家でつくってもっていくことがふつうです。
このようにドイツ人は、できることは自分でやり、できるかぎり無駄な出費をかけないように生活する習慣がついているといえるでしょう。
3.環境意識が高い
ドイツ人は、環境に対する意識の高い人が多いということをご存じですか?
ゴミの分別も日本より細かく決められていたり、空になったペットボトルをスーパーの回収機に持っていくと、クーポンが発行される仕組みになっていたりします。
また、ゴミの収集センターには、リサイクル用のボックスがおいてあり、まだ使えるものはそこに入れ、再利用の材料へとまわされるといったシステムもあります。
このように、さまざま方法でリサイクルに取りくんでいるドイツのリサイクル率はなんと65%以上だそうです。ちなみに日本のリサイクル率は20%弱ですから、いかにドイツ人の環境意識が高いかがわかります。
リサイクル率が高いということは結局、ものを大事につかう、最後まで使いきるという考えのあらわれであり、その結果、無駄なお金を使わずにすむ、ということにつながっているのですね。
またドイツ人には、サイクリングを楽しむ人が多いのも環境意識と関連しているといえるでしょう。
ドイツ人は、自転車なら排気ガスで空気を汚さずにすむので環境にやさしいと考えています。街は、歩道、車道、自転車道がしっかり整備されており、自転車通勤もめずらしくありません。
街中のあちこちに駐輪場があり、目的地近くで乗り捨てができるようなシステムも増えてきているので、ちょっとした旅行にも自転車を使う人は多く、サイクリング用の地図まで売られています。
ドイツ人は、休日にショッピングで買い物をするよりも、このようにサイクリングや散歩をしながら、自然の中でゆっくりと過ごすことを楽しむ人が多いのですね。
ドイツ人の、環境に配慮する生活こそが自然と、お金を使わない生活へとつながっているということになりそうですね。
ドイツ流シンプル生活5選
では、ドイツ人がどのようにして、お金やものにふりまわされることなく、シンプルで余裕のある生活を楽しんでいるのかをみていきましょう。
どれもこれも、うんうんと納得できることばかりですので、わたしたちにもヒントになるようなことがあるかもしれませんよ。
1.物を買わないでミニマリストな生活
ドイツ人は買い物をするとき、少々値段が高くても、長く使えるものじっくり考えながら選び、買ったあとも大事に使いつづけます。家の中のもの、身のまわりのものすべてが自分の大切なお気に入りなので、簡単に買い替えたり捨てたりすることはしません。
自分に必要なものを必要な分だけもつ習慣が身についていますので、むやみやたらにものを買い増やすようなことはしないのです。
また、新しく何かを買うときも、今まで使っていたものを捨てたりするのではなく、もらってくれる誰かを探したり、リサイクルする方法を考えるなどして、簡単に廃棄するようなことはなく、最後の最後までものを大切にします。
最近は日本でも、「断捨離」「ミニマリスト」という言葉をよく耳にしますが、ドイツには、わたしたち日本人がまだまだ見習いたいところがたくさんありそうですね。
2.毎日の料理に時間をかけない
ドイツ人の食事はすごくシンプルです。
朝は、パンやチーズとフルーツ、昼には煮込み料理などのあたたかいものをつくって食べ、夜はまた、朝と同じように簡単な食事をとる人が多いようです。
ドイツには、「カルテスエッセン」という言葉があります。これは、「冷たい食事」という意味で、火を使わずに手軽につくれる食事のことをいい、おもに夕食のことをさすようです。
わたしたち日本人は、どちらかというと家族そろって食べる夕食を大事にする傾向があります。家族のために栄養バランスを考えて品数そろえた料理をつくり、みんなで一緒に食べる時間を楽しむ人が多いですよね。
そんなわたしたちからすると、ドイツのように、朝はともかく夜も質素なパンやハム、チーズに果物という食事は、どうもものたりなく感じます。
しかしドイツでは、活動的になる日中にそなえて、お昼ごはんにはあたたかい手のこんだ料理をつくって食べ、あとは寝るだけとなった夕食を、質素にすます、と考えているのです。またそれには、「寝る前は、胃腸をやすめる」という意味合いも含んでいるようですので、理にかなっていますね。
料理の準備に時間をかけることよりも、シンプルな食事をとり、家族との時間や自分時間をゆっくり楽しむことを大切にしているドイツ人ならではの食生活だといえそうです。
3.掃除はちょこちょこ気づいたときに
ドイツ人には、多くの日本人が年末にするような大掃除をする、という考えを持っていません。多くの時間をかけて掃除をするより、その時間を、自分の好きなことに使いたいと考えているのです。
気がついたときにこまめにそうじをすれば、わざわざ大掃除をする必要もないしそんな時間をとる必要もありません。
ドイツ人の家は無駄なものが少なくすっきりしているので掃除もしやすく、いつもきれいに保つことができています。
ドイツ人には、自分や家族との時間を大切にするため、日々の掃除をこまめにするというシンプルな習慣があたりまえに身についているのですね。
4.休日は仕事のことは何もしない
多くのドイツ人は、「休日は、身も心も休ませるためのもの、リラックスするためのものだから、仕事はいっさいやりません。」と考えています。
休日には、仕事の電話はとりませんし、メールさえも確認しないという徹底ぶりです。
わたしたち日本人は、休日出勤することはそんなにめずらしいことではありませんし、たとえ休暇中だとしても、会社からの電話がかかってこれば対応します。休日だろうがメール確認はあたりまえ、逆に確認しないと不安になってしまいませんか?
ドイツ人の考える休日とは、自分の自由な時間をリラックスしながら有意義にすごすこと、ととてもシンプルです。
休日は、仕事のことはいったん忘れて、好きなことでリフレッシュし、明日からの一週間をまたがんばるという理想的な休日を過ごしているのがドイツ人なのですね。
いかかでしょうか?休日にも、頭の中の半分には仕事のことがいすわっているようなわたしたち日本人も、ぜひ見習いたいものですね。
5.家族との時間を大切にする
ドイツ人が何よりも大切にしているのは、「家族との時間」です。家族とゆっくりと楽しい時間を過ごすことで、心がみたされ毎日おだやかでいられるのですね。
ショッピングセンターで買い物をすることや、素敵なレストランでおいしい食事を食べることよりも、簡単なランチをつくって公園で食べたり、散歩をしながら自然を満喫することのほうに大きな価値があるのです。
ドイツには、しっかりと管理がいきとどき環境のととのった過ごしやすい大きな公園がたくさんありますので、そういうところでゆったり過ごしたくなるのもしぜんなことですね。
特別なところに出向かなくても、家族と一緒に身近なところで生活を楽しむという、ごくシンプルなドイツ人の考え方も、お金を使わない生活へとつながっているのでしょう。
お金を使わない生活を日本で実践するポイント
お金を使わずに毎日を楽しんでいるドイツ人の生活、すごくうらやましいですよね。
では、わたしたちがここ日本で、お金を使わない生活を実践するためにはどうしたらいいのか、ポイントをまとめます。
1.お金のかからない趣味を嗜む
休みのたびになんとなくショッピングへ行き、時間やお金をつかうのをやめて、何か趣味をはじめてみましょう。
同じ趣味を持つ仲間と一緒にすごす休日は、とても楽しく気分転換にもなります。
新しく趣味をはじめるには、ものによっては道具や服装などをそろえるのにお金がかかるのでは、とためらってしまうかもしれませんが、お金のかからない趣味も意外とたくさんありますよ。
それはあとでご紹介したいと思いますが、お金のかからない趣味ならチャレンジしやすいですよね。いくつか気軽にためしてみて、自分が楽しいと思えるものからはじめてみるといいでしょう。
2.断捨離をしてミニマリストになる
家やクローゼットの中、物や服が多すぎてごちゃごちゃしていませんか?そのせいで持っているものを把握できず、同じようなものを何度も買ってしまったりしていませんか?
そんな無駄なお金を使わないためにも、まず身のまわりの断捨離をしてみましょう。
いらないもの、使わないものをすべて処分してしまいましょう。物を捨ててしまうことに抵抗があるという人は、人にゆずったりリサイクルショップに持ち込むといいでしょう。
不要なものがなくなることで家の中が整理整頓され、気持ちまでもすっきりします。自分の持ち物を把握できているので、無駄なものにお金を使うこともなくなりますね。
断捨離で家が片づいたら、あとはミニマリストをめざしましょう。
ものを必要以上に持たずできるだけ少なくし、自分にとって本当に必要なものだけでシンプルな生活ができるようにこころがけましょう。
物が少なく持ち物を把握できていると、無駄にお金を使うこともなくなり、気持ちにも余裕ができて心地よく暮らすことができますよ。
3.お金を使わない技術を身につける
お金を使う前に、自分で何とかできる方法はないかと考えるくせをつけるといいでしょう。
今は、お金をだせばほしいものは何でもすぐに手に入りますし、便利だなと思えるいろいろなサービスも手軽に受けることができます。しかしらくな反面、どうしても余計なお金を使ってしまうことになりますよね。
お金を使わなくてもすむように、できることは何でも自分でやってみましょう。
スーパーやコンビニですませていた食事を、材料をそろえて自分で料理してみると節約になりますし、意外と楽しいと思えるかもしれません。
また、DIY精神をもって、ちょっとしたものを自分で手づくりしてみるのもよさそうですね。
お金を使わない技術を身につけるとは、言いかえれば、無駄な出費をしないように、できることは自分でやる力をつけることだと言えるでしょう。
お金をかけない趣味アイデア10選
自分の趣味をしながらすごす休日は、心身ともにリフレッシュしますしストレス解消にもなりますよね。そろそろ趣味を見つけたいけれど、お金がかかるのは嫌だなと思っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、お金をかけなくても楽しめる趣味10選をご紹介します。何か興味のあるものが見つかるといいですね。
1.読書
手軽にはじめられることもあり、読書を趣味にしている人は多いと思います。図書館を利用すれば、お金をかけずにいくらでも本を読むことができますよね。また、本にはさまざまなジャンルがあり、知識や情報をえられたり、小説にに没頭したりと飽きることなく楽しめるのでおすすめです。
最近の図書館は、本だけではなく、DVDも見たり借りたりできるところもありますので、気軽に行ってみるといいでしょう。
2.整理整頓
家の中を、過ごしやすく整えることを趣味にしてみるのもいいでしょう。家中をかたづけたり掃除をすると、あっという間に時間が過ぎてしまい、お金を使わずにすみます。また、すっきりと片づいた家は気持ちがいいので、ショッピングに出かけるよりおうち時間を楽しみたいと思うようになります。
家の中を整えると身のまわりも整い、頭も心もすっきりしますよね。また、整理整頓が習慣化すると、お金の管理もしっかりできるようになるという話もありますので、ぜひはじめてみたいですね。
3.家庭菜園
自分で食べられる野菜を育ててみる家庭菜園もおすすめです。
自分でつくる野菜は、無農薬なので安心ですし、もちろんお金もかかりません。庭がなくても、ベランダに植木鉢やプランターをおけば簡単にはじめられます。毎日水かけをしながら成長していく様子をみるのも、楽しいものですよ。また、自分でつくった野菜は、特別おいしく感じることでしょう。
季節ごとにいろいろな野菜をつくって、新鮮なうちに食べられるのもうれしいことですね。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
4.ウォーキング
ウォーキングは、お金のかからない趣味の代表といえるでしょう。用意するものは必要なく、ただ歩くだけなので今すぐにでもはじめられます。
運動不足の解消にもなりますし、健康を維持するためにも歩くことはすごく効果があると言われていますよね。はじめから無理をすることなく、自分のペースで進めていくことが長続きのコツです。
たまにはウォーキングコースをかえて景色の変化を楽しんだり、季節の移りかわりを肌でかんじることができるのも、ウォーキングの醍醐味ですね。ぜひおすすめします。
5.ヨガ
女性を中心に人気のあるヨガも、お金を使わずすぐにはじめられますのでおすすめです。また、体を激しく動かすことはないので、年齢や体力に関係なくはじめられるのも魅力ですね。
ゆっくりした動きやポーズをとりながら呼吸を整えることによって、健康のためだけではなく、精神状態の安定にも効果があります。最近は、教室などに通わなくても、ヨガの動画配信サイトはたくさんあり、家にいながらでもはじめやすいですので、一度ためしてみるのもいいですね。
6.カメラ
カメラというとお金がかかる気がしますが、本格的なカメラではなくても最近のスマートフォンは、じゅうぶんきれいな写真をとることができますし、加工アプリなどを使えば、より本格的な写真に仕上げることもできます。
季節ごとの草花、空や雲の移り変わりの様子などの写真を撮りながら散歩をするのも、気分転換になり楽しめるでしょう。
7.映画鑑賞
最近は、定額制の配信サービスがたくさんありますので、料金を気にすることなく映画を趣味として楽しんでいる人も多いと思います。
映画をみているうちに、笑ったり怒ったり泣いたりと、知らず知らずのうちに主人公に感情移入してしまいますよね。しかしこれこそが心のデトックスとなるのです。見おわったあとは気持ちもすっきりしますよね。
ジャンルもさまざまですので、その時の気分にあわせていろいろ選ぶこともでき、長く楽しむことができそうですね。
8.音楽鑑賞
CDを買わなくても、ネットやスマートフォンなどでは定額制サービスが充実していますので、気軽に音楽を聴くことができますよね。
落ち込んだときや気持ちを切りかえたいというときなどにも、音楽のもたらす効果は大きいと言われています。「つらいことがあったけれど、あの曲のおかげで前に進めた」というような話もよく聞きますよね。すてきな音楽を聴きながらゆっくり過ごす休日も、リラックスできてよさそうですね。
9.SNS
ツイッターやインスタグラムなどのSNSも、お金を使わずにはじめられるもののひとつですね。時代の流れとともに比較的新しくできたもので、特に若い方は、すでに趣味として楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。
知人の近況を知ることができたり必要な情報をえたり、また自分から情報を発信することもできますね。また、自分の発信した情報に共感してくれた人とやりとりができることも、楽しみのひとつかもしれません。
家にいながら人とのコミュニケーションをとることができるSNS、はじめてみてはいかがでしょうか。
10.ブログ
ブログも、パソコンやスマートフォンがあれば簡単にはじめられるもののひとつですね。
ブログにもいろいろなジャンルがあります。自分の興味のある分野をのぞいてみると、同じ想いを持つたくさんのブログを見つけることができるでしょうし、新たな人間関係を築くことができるかもしれません。
また、自分でブログをやってみるのもいいでしょう。日記をつける感覚で、日常の出来事を写真をそえて書き記してみるのはどうでしょうか。
ブログにのせるために写真を撮ったりネタを探したりと、好奇心をもって行動するようになり、今までとは違った毎日をおくれるようになるかもしれませんよ。
お金だけ稼いでも幸せになれない理由
お金だけをどんなに稼いでも幸せになれないのはなぜでしょう。それは、どんなにお金があっても、お金では買えない幸せがたくさんあるから、ということになります。
残業や休日まで仕事をしてお金を稼ぎ、ほしかったものを買ったとします。
もちろんそれも幸せのひとつですが、そういう幸せ感は長続きしないのです。
買っても買っても欲しいものがふえ、それを手にするためにまた働きづめになり、結果、身体を壊したり心をやんでしまったりしたら、幸せとは言えませんよね。お金を稼ぐことと幸せは比例しないのです。
「人が幸せだと感じるためには、自分のまわりの人間関係の充実度がすごく重要になる。」という話をきいたことがありますか。
いくら年収が高くて好きなものを何でも手に入れられるとしても、夫婦や家族、友達などの人間関係がうまくいっていないと幸せとは感じにくいのです。
逆に、年収がそんなに高くなくても、夫婦や家族、友人との人間関係が良好であるのなら、毎日の生活が充実して幸せだと感じることができるのです。
たくさんのお金を稼ぐための仕事を優先する生活よりも、たくさんのお金を稼ぐ生活スタイルではないかもしれませんが、お金をかけなくても、家族や友人との時間を大切につつましく過ごす生活のほうが幸せだと言えるのでしょうね。
まとめ
ドイツ人を参考に、お金を使わない生活について考えてきましたがいかがでしたでしょうか?
すぐに新しいものを欲しがったり、いつも時間に追われていたりすることの多いわたしたち日本人からすると、物や時間に縛られることのないドイツ人の生活は、見習いたいところがたくさんありましたよね。
ドイツ人は、何よりも家族と過ごす休日を大切にしています。
自然の中で太陽の光をあび、適度に体を動かしてリフレッシュしたり、ゆっくり散歩をしながら変わりゆく季節を楽しんだりという休日に喜びを見出しているのです。
いたってシンプルですね。
特別なお金をかけなくても、特別なところにいかなくても、幸せだと感じることはできるということです。
幸せはごく身近なところにあるものです。
少し考え方を変えるだけで、信頼のできる家族と一緒に、お金では手に入れることのできない幸せで豊かな生活を送ることができるかもしれませんね。