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マンションから戸建てに住み替えたいと思ったことはありませんか。
わが家は新築マンションを勢いで購入して住んでいたのですが、マンション購入からたった3年で物件を売却し、戸建てへの住み替えに向けて本格的に動き出しました。
もこ
ビションフリーゼ
この記事では子どもが産まれる直前に購入した築浅マンションをたった3年で売却して戸建てに住み替えることを決断したタイミングや理由についてまとめます。
Contents
マンションから戸建てへ住み替えるタイミングは?
マンションから戸建てに住み替えるベストタイミングはその人・家庭のライフスタイルによって異なります。
たとえば、子育て中の場合であれば、「第一子が小学校に就学前に一戸建てに住み替えたい」というご家庭が多いのではないでしょうか。わが家は完全にこのパターンです。
小学校に入学してからの転校や引っ越しは子どもが可哀想かなと思ってしまうので、就学前に永住する街を決めたいと考えていました。
なかなか土地が見つからず4年ほど難航したので途中でその希望は諦めて、もう長男が就学してからでもいいよね!という話になったこともありましたが、結果的には希望内に土地を見つけることができました。
一方、子どもに焦点を当てないのなら、「マンションの住宅ローンを完済してから」「住み替え資金が貯まってから」「マンションが高値で売れてから」「本当に最高の土地を見つけてから」などその人の価値観によってベストタイミングは変わりますよね。
マンションから戸建てに住み替える子供に良いタイミングは?
前述した通り、子育て中の場合、第一子の就学前に住み替えを希望する人が多いですよね。
それ以外のタイミングでいえば、子どもが中学生に上がるタイミングや高校生に上がるタイミングというかたも聞きます。
子どもが大きくなってから住み替えるパターンの場合は、親も歳をとっていきローンが組みづらくなるケースが多いので、マンションの住宅ローンを完済していたり、貯蓄が多かったりと資金力に余裕のあるかたが多いのではないでしょうか。
子どもが幼稚園や小学生の小さいうちはせっかく注文住宅やおしゃれなマイホームを建てても傷がつきまくるから嫌だ!という意見も聞きます。
たしかに子どもが小学校高学年〜中学生以上にでもなれば傷がつくことはグッと減るでしょうね。
新築の綺麗な状態のおうちを長く保ちたいかたは子育てが落ち着いてから住み替え計画をしている家庭もあるかと思います。
マンションから戸建てへ住み替えを決めた3つの理由
①ライフスタイルの変化
さまざまな理由がありますが、1つは俗に言うライフスタイルの変化です。
マンションを購入した当時、20代半ば・フルタイム共働きで、通勤と老後の生活だけを考えて駅近のマンションを契約しました。
妊娠中に契約したのでお腹には子どもがいたのですが、まだまだ子育てをしている状況のイメージがあまりできていませんでした。
当時、担当の営業さんから
「マンションは住み替える時代ですよ〜!!!」
という殺し文句によって話に乗せられたのもあり、内覧会にときめいたこともあり、人気の物件で続々とお部屋が埋まっていく様子を目の当たりにし、すぐに契約を決断してしまったのです。
行き当たりばったりな性格なので、後先はあまり考えていませんでしたが、「売りやすい物件であることは確かだろう」という根拠はあったので、立地条件の良いマンションを選んではいました。
そのときは「住み替えなんてわが家にはハードル高すぎるし、きっと無理だろうけど、売れる可能性が高いマンションなら何かとリスクが少ないだろう」と思っていました。
でも、実際、息子が2人産まれてみると、どんどんマンションの生活が不便に感じてきて、マンションの規約にストレスを感じることもあり、一戸建てに住み替えたいと強く思うようになったのでした。
子育て中にマンション生活を不便に感じた背景
- 防音性に優れた分譲マンションとはいえ、家で走り回る子どもは抑制しないといけない
- わが家は男の子2人でこれからますます騒がしくなることが想像できる
- 収納が少なく、いずれ部屋が手狭になる
- マンションの玄関が狭すぎてベビーカーやお外遊びグッズを置いておく場所がない
- マンションの玄関外の廊下は共有部分だから物を置いてはいけない
- エレベーターでの上り降りが面倒すぎる(忘れ物をしたとき悲惨)
- 車まで遠く、荷物の出し入れが面倒すぎる
- 駐車場が狭くて運転が苦手なわたしにとってストレス
- マンションの前が車通りで危ない
ざっと挙げただけでもこれだけ不便なことがありました。
もちろんわかっていたデメリットもありますし、逆にメリットと捉えられる点もあるとは思います。
しかし、夫婦ともに上記のポイントに不満が募っていたので、これはもう住み替えを本気で考えよう!という結論に至りました。
②駐車場代と管理費が勿体なく感じるようになった
以前、マンション暮らしのデメリットとして、「生涯かかる固定支出」について挙げていました。
▼マンション暮らしのデメリット。生涯『管理費・維持費』がかかる。
購入前からわかっていたことですが、いざ駐車場代の支払いをつづけてみると、戸建てに住めば家の前に車を停められて荷下ろしがラクな上に、月々1万円以上もの駐車代が浮くんだよな….と思いました。
マンションに住んでいたとき管理費と合わせたら、月々2〜3万円も飛んでいっていたので結構イタイ支出でした。これでも安いほうで都会に住んでいたらもっと駐車場代がかかりますよね。
管理費に関しては管理人さんがいる安心感を買っている反面、これが生涯つづくのはなんかやっぱり勿体ないかも…と感じるようになりました。
その後、戸建てに住み替えて、マンションよりかなり広くなったので電気代が結局かさんでいますが笑。
それでも戸建てのほうが自分たちにあっていて居心地が最高です。
この例からわかる通り、どちらも一長一短ですね。
ご家庭のスタイルや価値観によって合う・合わないがあると思いますが、わが家は戸建て派でした。
駅チカで車がなくても生活できる生活を理想とする人もいると思いますが、わが家は何かと車でお出かけするし、第2子出産前にわたしもペーパードライバーを克服して運転するようになったので車で動きやすい立地のほうが理想になりました。
子育て中に感じたマイホームへの希望
- 家の前でベビーカーや買い物の荷下ろしをしたい
- 雨の日にすぐに家に入りたい
- 車好きな夫が庭で洗車やメンテナンスをしたい
- 庭のお手入れとか面倒だと思っていたけど、最近は家庭菜園にも興味があるし、植物に囲まれて暮らしたい
もこ
修繕費は戸建てでもかかりますから計算に入れていませんが、マンションのように住民と相談せず家族だけで何でも自由に決められて時期や資金面に融通が効くのは戸建てのほうだと思います。
③こだわりの家に住みたい
20代の頃、仕事に追われ飲み歩き、土日も出かける生活で家に帰ったら疲れて寝るだけ。
家にいる時間が少なすぎて、家での暮らしの想像力に欠けていたかもしれません。
インテリアはもともと好きでしたが、家自体にこだわりをもつ(注文住宅を建てる)ことは、ものすごくハードルが高いことのように感じていました。
でも生活スタイルが変わり、仕事も落ち着いてきて、家で家族と過ごす時間の大切さを噛みしめるようにもなりました。
何もオプションを付けていない標準仕様のマンションに住んでいるから不便に感じる点は多く、希望がいろいろでてきたのです。
ライフスタイルが変わって感じたマイホームへの希望
- コンセントの位置が不便だし増やしたい
- 食器棚は造作にしたい
- わたしのワークスペースや子どものスタディースペースで造作デスクにしたい
- 非常時のために食材や日用品を多めにストックするスタイルだから、パントリーなど収納スペースを増やしたい
- フローリングじゃなくて無垢の床にしたい
- 壁紙じゃなくて塗り壁にしたい
- デザイン的嗜好でストリップ階段にしたいし、飾り棚もほしい
- 子どもたちがプールに入れるくらいの庭がほしい
- 一緒に植物や野菜を育てたい
- 運転しやすい道幅の広い街に住みたい
- 緑豊かな閑静な住宅地に住みたい
など、ほんとにたくさんマイホームへの希望が出てきました。
贅沢なことのようにも思いますが、例の感染症の件でより一層普段の何気ない暮らしの中にこそ本当の幸せがあると再確認して、毎日を過ごす家にはこだわりたい!と思うようになったのです。
ただ予算には限りがありますから、お金をかけて豪邸が建てたいわけでもそれができるわけでもないけど自分たちの身の丈にあった範囲で理想の住まいと暮らしを追求したいと思いました。
住宅やインテリアが好きでインスタや工務店さんの写真を見ていて、好みの家があると涙が出るほど心が揺さぶられることもあり。文章にすると偏った考えにもみえると思いますが、家やインテリアが好きな人にはわかってもらえるはず。笑
間取りを構想したり、土地を徹底的に調べたり、路線図を眺めたり、インテリア雑貨や植物・お花の取り入れ方を学んだり、好きな食器を集めたり、とにかくかなり家が好きなんだと思います。
利便性も大切で通勤に不便すぎるところには住めませんが、「いまより通勤時間が長くなっても全然いい」と、もともと戸建て派の夫の意見もあり、住む街の許容範囲を広げて土地探しをスタートしました。
まとめ
わが家はマンションを購入したことには後悔はしていなくて、むしろ初めてのマイホームはマンションでよかったなぁとは思います。
利便性に優れていて快適ですし、人気駅のマンションなら資産価値が大きく下がることもないからです。
少し苦戦して一時期マンション売却活動を中断している期間はあったものの、結果的にやはり購入時の価格より大きく値下がることはなく、むしろ住宅ローン残債よりはプラスで売却できたので200万円が入ってきました。
いま思い返してもマンションの利便性や眺望の良さにはとても魅力を感じていましたし、老後暮らしやすいのもマンションだろうなと思うことはあります。
ただ現在は希望していた理想の土地を購入できて、注文住宅は諦めたもののフルリノベーションでほぼ注文住宅と同じレベルのオーダー住宅を実現できたので住み心地は抜群でとても満足しています。
これからマンションを売却して住み替えたいと考えているかたの住み替え計画がうまくいきますように。