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毎月の支払いだけで給料がなくなる家計状況だと、常にお金の心配をしなければならず精神的に疲れてしまいますよね。
赤字の月があると貯金がなくなるのではないかと不安になり、将来への希望が見えなくなることもあるのではないでしょうか。
支払いだけで給料がなくなる原因は、「収入よりも支出が多いから」ですが、その状態がつづけば貯金が底をつきてしまいます。
貯金が目減りしていく生活は本当にきついですよね。心がすさみ、思考もネガティブに寄ってしまいます。
この記事では、そんな状況から抜け出すべく、支払いだけで給料がなくなる状況を改善するための対処法をご紹介します。
Contents
支払いだけで給料がなくなる恐怖
働いても働いても給料は大して上がらない。残業代は微々たるもの。昨今の不況下、そんな人も多いですよね。
家賃または住宅ローンや光熱費の支払いだけで給料がなくなってしまい、赤字の月も…。
そのうち貯金が底をつきて、破綻してしまうのではないか…と不安なかたもいるかもしれません。
わたしも出産後に退職してから、それまで二馬力だったのが夫一馬力となり、貯金が底をつきそうな時期がありました。
新築マンションを購入していてペアローンをがっつり組んでいたので、毎月の住宅ローンもありますし、マンションならではの管理費や駐車場料金も大きく、家計が圧迫されました。
本来なら夫1人の収入でも無理なく返済できる住宅ローンを組むべきといわれますが、20代半ばで計画性のないわたしたちは勢いのままペアローンに踏み切ってしまっていたのです。浅はかだったな…と今となっては思います。
とはいえ、わたしはいまでもいつでも行き当たりばったりな性格ですが^^;
世帯収入が半減してからは生活の質を落とす必要があり、食費を節約するようになりました。
当時の経験を踏まえて、支払いだけで生活が苦しいときの対処法を以下にまとめます。
支払いだけで生活できない時の対処法5選
支払いだけで生活できないときの対処法をあげます。
毎月の支払いにカツカツで貯金がすり減っているような状態のときにはチェックしてみてください。
1.世帯年収や月収はいくらか把握する
支払いだけで給料がなくなる状況を改善するには、まずは世帯年収や月収を知ることが重要です。
給与明細書や通帳などで月々の給料や賞与、臨時収入などの金額を調べましょう。
収入を知ることによって実際に毎月いくら使うことができるかがわかりますよ。
毎月の給料は毎月の生活費に、賞与や臨時収入などは「特別費」にあて、将来のための貯蓄にも回すようにしたいですね。
2.毎月の生活費を把握する
収入の次は生活費を把握していきます。
家計簿をつけている人は家計簿をもとに、家計簿をつけていない人は頑張って1か月だけ家計簿をつけてみてください。
1か月の生活費が月収内に収まっているかチェックしましょう。
収まっていないときはムダや節約できるところがないか見直してみてください。
生活費は毎月同じくらいの金額になるほうが管理しやすいですよ。
家族の誕生日やクリスマスなどのイベントの支出は「特別費」として毎月の生活費とは別に予算を作ると毎月の生活費が抑えられます。
3.固定費を節約できるか見直し
固定費とは家賃や住宅ローン、車のローン、光熱費、スマホなどの通信費、課金中の月額サービスなど毎月固定的に出ていくものです。
毎月固定的に出ていくものですから、一度節約できるととても大きな効果がありますよ。
以下の固定費を見直せないかを検討してみてください。
固定費 | 見直す方法 |
---|---|
家賃 | 家賃の安い物件に引っ越す |
住宅ローン | 借り換えを検討する |
車のローン | 借り換えを検討する |
光熱費 | ガス会社、電力会社の乗り換えを検討する |
スマホ | 料金プランを見直す。格安スマホへ乗り換える。 |
使ってないサブスクリプションや月額サービス | 解約する |
特に手っ取り早いのはサブスクの解約です。
あなたはサブスクで契約したサービスの中に使っていないものはありませんか?
わたしはここを見直しただけで月々1万円ほど浮かすことに成功しました。
サブスクをまったく契約していない人なら問題ありませんが、もし無料お試し期間中に加入したまま有料期間に移行していて、ほとんど使っていないのに毎月口座から引かれているサービスがあるならとてももったいないです。
特にVODや美容系の定期便など軽い気持ちでお試しを申し込んでそのままになっているケースはないでしょうか。
動画を観ていなかったり、在庫があるのに定期便で届いてしまっていたりする場合は本当に必要かどうか見直しましょう。
ただし、家賃や住宅ローン、車のローンに関しては、引っ越し費用や借り換え費用がかかるので注意です。
その費用も含めて将来的に支出が抑えられるのならば、引っ越し、借り換えを検討しましょう。
4.1年間のイベントやお祝いなど「特別費」の予定を把握する
家族のお誕生日やクリスマスなどのイベント、お祝いなどの交際費、年払いの生命保険料や自動車税、固定資産税など、年に1回から複数回発生する「特別費」の予定を把握しましょう。
「特別費」は生活費とは別に準備すると支払うときに慌てずすみます。
毎月の収入から出せるならそれがベストですが、できないなら賞与から出しましょう。
「特別費」を少し多めに準備できると、想定外の支出があるときにも対応できるので安心です。
5.クレジットカード払いをやめる
クレジットカード払いは便利ですが、使っても手元の現金が減らずお金を使った感覚がないのでついつい使いすぎてしまいますよね。
生活に困っていないならクレジットを使えばいいですが、金欠の状態ならば現金で管理したほうが安心です。
お金がなくても買い物ができるのは、手元に現金がないという場面ではとても助かりますが、支払いを先延ばしにしているだけなので収入より支出が多い状況が改善されるまではクレジットカード払いはやめましょう。
支払いだけで生活できない人のパターン
支払いだけで生活できなくなる人にありがちなパターンは以下です。
1.支払いだけで20万円以上
各家庭や個人によってライフスタイルや生活水準、価値観、資産状況は異なりますから一概に金額で線引きできるラインはありませんが、一般的にサラリーマンの平均月収は36万円となっており、月収20〜30万円台の家庭が多いことを踏まえると、支払いだけで20万円以上もあったら生活が苦しい状況になり得ます。
毎月の支払いの大きな割合を占めるのは、家賃や住宅ローン、車のローンです。
本当に支払いだけで生活できないような状況になってしまったら、引っ越しや借り換えを検討して節約に努めましょう。
引っ越しの予定やローンを組む予定がある場合は、収入と支出のバランスをよく考え、無理のない返済計画を立てたいですね。
2.給料日なのに金欠
給料日なのに金欠なのは、収入と支出のバランスが悪くなっているのはもちろんですが、クレジットカード払いも大きな原因です。
クレジットカードで買い物をすると支払いは翌月以降になります。何を買ったか、支払日はいつなのか注意していないと支払日に予想外の出費になってしまうことがあるのです。
わたしも普段はクレジットカードを使っていますが、ふと気づいたときにごっそり口座からお金がひかれていて、あとから「あれ…?こんなに使ったっけ…?もしかして不正利用された…?」と疑問になるほど、知らぬ間にお金が減っていることがあります。
またリボ払いや分割払いは毎月の支払いを抑えることはできますが、利息が発生しますのでさらに金欠になる原因になります。
3.固定費だけで赤字
固定費は毎月決まって発生する支出です。口座振替やクレジットカード払いになっていることも多く、なんとなく支払っている場合があるかもしれません。
アプリなどの無料お試し期間が終わってサブスクの料金が発生しているなんてこともありますので、クレジットカードの明細も毎月確認し、使わないサービスは解約しましょう。
旦那の給料が支払いでなくなる時の対処法
夫の給料が支払いでなくなるとき、支出の見直しをしつつ、妻も働くことも視野に入れてみてください。
給料とは頑張っても急には増えないものです。
妻がパートやアルバイトで月数万円収入が増えることでお金がないという不安から解放されることがあります。
ただ妻が外で働くと今まで通り家事や育児を行うことがむずかしくなります。
そのため家事の分担や育児のことを夫や家族と話し合うことが重要です。
妻が外で働くことがむずかしい場合は、パソコンやスマホがあれば在宅でできる副業もありますので、クラウドソーシングサイトなどに登録してみるのも手です。
あなたの趣味や特技が思わぬ収入を生むかもしれませんよ。
まとめ:お金がなさすぎて楽しくない生活から抜け出そう
お金の心配をしながら生活するのは本当につらいですよね。
資産持ちや実家の援助などがない限り、収入より支出が多いということは最低限の生活ができない緊急事態になりかねないので、以下のポイントをチェックしてみてください。
- 世帯年収や月収はいくらか把握する
- 毎月の生活費を把握する
- 固定費を節約できるか見直し
- 1年間のイベントやお祝いなど「特別費」の予定を把握する
- クレジットカード払いをやめる
少し時間はかかりますが、紹介した対処法をまずは実践して、一日も早くお金がなさすぎて楽しくない生活から抜け出せますように。