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これから台湾語を習得したいと思っている方の中には、どうやって学習を始めるのがいいか悩む初心者さんもいるのではないでしょうか。
また旅行のために台湾語を学びたい場合、アプリで手軽に学べたらいいですよね。
台湾大好き♡ タピオカミルクティーやかき氷最高〜
次の旅行に向けて台湾語を覚えたい!
筆者はワーキングホリデーで台湾に住んでいるのですが、最初は勉強方法に悩むこともありました。
ワーキングホリデーで台湾在住。大学の語学コースに通っている。
保有資格:中国語の試験に関連するもの、世界遺産検定3級、学芸員
この記事では、台湾在住の主婦ライターが台湾語(台湾華語)を習得するために初心者におすすめのアプリや本、勉強サイトについてまとめます。
Contents
台湾語(台湾華語)の勉強方法は?
独学の場合
大陸の中国語のテキストで勉強するのが良いでしょう。
もちろん、自分にあった台湾華語のテキストがあれば、それが一番良いです。
しかし、台湾華語のテキストは書店にあまり置いていません。ほとんどが大陸の中国語のものです。
違いがしっかり頭に入っていれば、文法上の違いはとても小さいため、問題ないかと思います。
通信教育の場合
通信教育の場合は、PAPAGOの台湾華語がおすすめです。
台湾華語通信講座(こんな方に) – 台湾の大学進学・語学留学・TOCFL対策なら、PAPAGO遊学村 (papagotaiwan.com)
大学や大学院の進学、また語学留学のサポートをしてくれます。
オンラインの教室はいくつか選択肢がありますが、以下がおすすめです。
【台湾華語教学センター】オンライン中国語マンツーマンレッスン (taiwanchinese.net)
オンライン台湾華語 | Haotalks | 台湾中国語マンツーマンレッスン
こちらは、Haotlksの方は進学や留学のサポートはありませんが、台湾華語教学センターは語学留学のほかビジネスや旅行、台湾語と幅広いレッスンを選択できます。
ほかにはハオ中国語アカデミーなど通学とオンラインのどちらも選択可能なところもありますので、ぜひご自身に合うところをお探しください。
中国語教室 | ハオ中国語アカデミー【グループ月額6,952円~】 | ハオ中国語アカデミー【グループ月額6,952円~】 (hao-net.com)
台湾語(台湾華語)を初心者が勉強するのにおすすめのアプリは?
注音符号を練習するアプリ
まず、注音符号を練習するアプリをご紹介します。
貓熊教室(注音符號) on the App Store (apple.com)
このようなアプリの中で、自分が続けられるものを見つけて、注音符号を暗記しましょう。
コミュニケーションアプリ
次に、コミュニケーションアプリを紹介します。
HiNative(ハイネイティブ) 英語や語学をQ&Aで勉強 – Google Play のアプリ
HelloTalk | Free Language Exchange | Language Partners
上記のアプリは、どちらも有名な外国語学習SNSです。
HiNativeは、語学添削アプリ。
Hello Talkは、語学交換アプリ。
台湾華語や中国語はもちろんのこと、他の外国語も学習できます。
アウトプットしたいときは積極的に使っていきましょう。
辞書のアプリ
最後に、辞書のアプリをご紹介します。
Pleco Chinese Dictionary – Google Play のアプリ
「Pleco Chinese Dictionary」をApp Storeで (apple.com)
こちらは世界的に有名な中国語辞書アプリです。
簡体字のみならず繁体字も表記されているため台湾華語にも対応。
ただ、このアプリは英訳しかないので、英語が全くできないと少し不便かもしれません。
萌典—教育部國語、臺語、客語辭典民間版 – Google Play のアプリ
こちらの辞書では、ピンインだけでなく注音符号による表記もあります。
加えて、このアプリには、台湾語や客家話、閩南語の辞書も入っています。
台湾に特化したアプリなので、インストールしておくと便利かもしれません。
國語字典 – Android APK 、安卓版、iOS下載 (mimengye.com)
こちらは、中上級者向けのものです。すべて繁体字で書かれており、注音符号の表記もあります。
台湾華語をがっつり勉強したい方におすすめのアプリです。
台湾語(台湾華語)を初心者が勉強するのにおすすめの本は?
今日からはじめる台湾華語(CD付)
まずこちらは勉強を始めたばかりの方に人気の教材!
今日からはじめる台湾華語《CD付》注音符号の解説も丁寧と評判の一冊です。カタカナ表記があるため、勉強が苦手な人には最適。
ただし、カタカナ表記だと発音に限界がありますし、慣れてくると却って邪魔に感じるかもしれません。
語学学習/ 説出好中文 台湾版 ペラペラ中国語
次のこちらもこれから勉強を始める方にぜひ買ってもらいたい教材です。
語学学習/ 説出好中文 台湾版 ペラペラ中国語簡体字、繁体字の両方が記載されており、説明は日本語と英語。
台湾でよく使う言い回しを学べ、こちらも注音符号が載っています。
初心者〜中級者が日常で幅広く使える台湾華語を学べる便利なテキストです。
書き込み式 台湾華語&繁体字練習帳
最後に、こちらのテキストは上記の2つのテキストとは少し異なり、繁体字を学習するものです。
書き込み式 台湾華語&繁体字練習帳特に、大陸の中国語を勉強したことがあり、初級は簡単すぎる方や台湾華語の自分に合うテキストが見つからず、大陸の中国語から勉強を始めた方におすすめです。
もちろん、台湾華語を勉強し始めた方にも良い教材です。
繫体字がまったくわからない、漢字の読み書き練習したい方に最適。
台湾語(台湾華語)を初心者が勉強するのにおすすめのサイトは?
ㄅㄆㄇBoPoMo發音練習-財團法人國語日報社
こちらは、注音符号が学べるサイトで、全37種類、すべての発音が収録されています。
ㄅㄆㄇBoPoMo發音練習-財團法人國語日報社 (mdnkids.com)
難しい発音もこれを聞いて真似をすれば完璧!
語学を習う上で、発音はとても重要なので、ぜひ活用してみてください。
歡迎蒞臨全球華文網(僑委會)
台湾華語の基礎文法や単語が学べるサイトです。
歡迎蒞臨全球華文網(僑委會)HuayuWorld.org – 首頁
会話を動画で視聴学習することができます。
初心者が台湾の語学学校に入ってから3ヶ月〜半年ほどで習得する内容が凝縮されているため、有益なサイトだと思います。
各レッスンの解説動画には日本語訳もあります。
中国語版と内容が少し違うのでどちらも閲覧することをおすすめします。
そして、驚くべきことにこれらすべて無料で利用できます!
ぜひ、試してくださいね。
台湾語(台湾華語)とは?中国語との違いは?
勉強をスタートする前に台湾華語についてもくわしく理解しておきましょう。
台湾華語とは台湾で一般的に話されている中国語のことを指します。大陸(中国)の中国語との大きな違いは、以下の3つがあります。
- 中国語とは「漢字」が違う
- 中国語とは「発音を補助する記号」が違う
- 中国語とは「発音」が違う
台湾華語は中国語と「漢字」が違う
台湾華語と中国語の違いの1つ目は、漢字です。
大陸では、「簡体字」と呼ばれる簡略化された漢字を使用しますが、台湾で使用されている漢字は、「繁体字」と呼ばれるもので、日本の旧字体に似ています。
例えば、簡体字「学」繁体字「學」。同じ意味で同じ発音ですが、漢字がちがいます。
日本ではいまは簡体字と同じ漢字を使っていますが、一昔前は繁体字と同じでしたね。
台湾華語は中国語と「発音を補助する記号」が違う
台湾華語と中国語の違いの2つ目は、発音を補助する記号です。
大陸の中国語を勉強したことがある方ならお馴染みのピンインを台湾では使用しません。代わりに、注音符号を使います。
こちらは、俗に「ボポモフォ(ㄅㄆㄇㄈ)」と呼ばれるものです。
歴史はピンインより古く、中華民国の白話運動のころに作られました。日本語の仮名のような存在です。
日本や台湾で外国人向けの教室で勉強する分には、ピンインで十分でしょう。
しかし、一般の台湾人は注音符号しかできないので、より台湾人と仲良くなるためには習得するのがベターでしょう。
台湾は中国語と「発音」が違う
台湾華語と中国語の違いの3つ目は、発音です。
大陸の中国語を勉強した方は、「そり舌音」の発音に苦労しませんでしたか?
台湾人はこの「そり舌音」をあまり発音しません。
「zh、ch、sh」→「z、c、s」このような発音になります。
また、「儿化音」もありません。「好好儿(しっかりと)」→「好好」
舌をまかなくて良いので、日本人にとったら発音しやすいかもしれません。
そして、軽声もあまりありません。
媽媽(お母さん):「ma1ma」「ma1ma1」
東西(物):「dong1xi」「dong1xi1」
加えて、前鼻音と後鼻音の区別もあまりないので、大陸の中国語ほど発音はむずかしくないでしょう。
台湾語(台湾華語)を勉強した体験談
わたしははじめ、大学の副専攻で中国語を取り、中国語の勉強をスタートさせました。
当時は、中国人の先生のもと大陸の中国語を学びました。
卒業してから、台湾に行くために台湾華語を勉強し始めましたが、文法の違いで苦戦することはありませんでした。
ただ、漢字は今でもなかなか書けないし、読めないので、苦労する面もあります。
しかし、日本の旧字体に似ているので、年配の方ならなじみのある漢字、若い方でも見たことはある漢字なので、そこまで神経質になることはないです。
そして、発音に関しては、初めから台湾華語を勉強しておけばよかったかもと思うほど発音しやすいです。
大陸の中国語だと苦手なそり舌音が多く、うまく話せないことも多々ありましたが、台湾華語でそれらの発音がほとんどないので、日本人には台湾華語のほうが勉強しやすいと思います。
まとめ
日本の書店では大陸の中国語ばかりで、台湾華語は少なくマイナーな言語ですが、少し探せばたくさん勉強したい方に向けて学習できるものが提供されています。
もし、台湾華語を勉強したいとお思いでしたら、ぜひ上記のようなアプリやテキスト、サイトなどを活用し、楽しく勉強していただけたら幸いです。