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世界にはたくさんの神様がいますが、その中で一番偉い神様は誰でしょうか。
ギリシャ神話とかインド神話とか北欧神話とかいっぱい神話があって誰が最強なのかわからないなあ
やっぱり有名なゼウスとかトールかな?
この記事では、世界の神様の中で誰が一番偉いのか考察し、最強神ランキングTop30を紹介します。
世界で一番偉い神様はだれ?
世界で一番偉い神様は、ヴィシュヌです。
ヴィシュヌは、インドのヒンドゥー教の神です。
ブラフマー、シヴァとともにトリムルティ(3つの形の意)の1柱を成す重要な神様で、特にヴィシュヌ派では最高神として信仰を集めます。
トリムルティ(3つの形の意)とは、創造、維持、破壊という宇宙の持つ3つの機能は創造を司るブラフマー、維持を司るヴィシュヌ、破壊/再編を司るシヴァという形で神格化されるというヒンドゥー教の理論の1つです。
破壊神のシヴァは怒ると世界が破滅するといわれるほどの力を持っていますが、そのシヴァよりもさらに強いとされているのがビシュヌです。
ビシュヌは「宇宙を維持するための神」であり、3歩で世界1周します。
ヴィシュヌのヘソから蓮の花が咲き、そこからブラフマーが産まれ、さらにブラフマーの額からシヴァが産まれた、という神話もあり、このエピソードではヴィシュヌは全ての根源で、シヴァとブラフマーよりヴィシュヌが格上ともいえます。
他にも、シヴァの胸毛が1本抜けるごとにインドラ神(バラモン教とヒンドゥー教の神の名称)の命が終わり、胸毛が全部抜けるとシヴァとブラフマーの命が終わるという神話があります。
そして、世界ができてから終わるまでの時間は、ビシュヌのまばたき1回分の時間と等しいとされています。
ヴィシュヌが明確に誰かに負けた神話がないことから、インド神話の中で最強神として崇められているのです。
また、世界の神々と比較してもギリシャ神話のゼウスや北欧神話のトールは負けたり相打ちになってしまったりすることがあるのに対し、ヴィシュヌは何にも負けたことがないため世界最強の神といえます。
ギリシャ神話で一番偉い神様はだれ?
では、ギリシャ神話で一番偉いのは誰でしょうか。
ギリシャ神話には全知全能の神で最高神であるゼウスがいます。
ゼウスはオリンポスの神々の支配者で、全宇宙や天候をつかさどる天空神です。
ゼウスは兄弟たちの協力を得て、父クロノスから世界の覇権奪取に成功し、神々の頂点に立ち、神々と人類の秩序を守り、神々と人間たちの父と考えられました。
多神教の中にあっても唯一神的な性格を帯びるほどに絶対的で強大な力を持っています。
結婚の女神ヘラを正妻としていますが、浮気者でたくさんの女神や人間との間に子供をもうけます。
また、雷霆「ケラウノス」というギリシャ神話最強の武器を持っています。
タルタロスに閉じ込められていたサイクロプス三兄弟が、開放してもらった際にゼウスへの感謝を兼ねた献上品として作った武器で、形は雷の形で描かれることが多いです。
一度放てば世界を軽く焼き尽くし、本気で放った場合には宇宙そのものをも破壊すると言われるまさに最高の武器です。
最強の神ランキングTop30【世界の神様で偉い順】
最強の神ランキング上位30位を紹介します。
1.ヴィシュヌ
ヴィシュヌは上記の通り、トリムルティ(3つの形の意)を成すインド神話の重要な神の1柱で、維持の神です。
ヴィシュヌは、ヴィシュヌ派では最高神で、力も破壊神シヴァより強いといわれていて、正しく最強の神です。
巨大な亀となって大地を支えています。
また、「ヴィシュヌ」という名前には「遍く満たす」という意味があります。
ヴィシュヌの妻は、富と幸運と繁栄の女神ラクシュミーであり、ヴィシュヌのエネルギーの源であるとされています。
2.シヴァ
シヴァは、ヴィシュヌと同じくヒンドゥー教の神です。
トリムルティでは、シヴァは「破壊/再生」を司る神であり、ブラフマー、ヴィシュヌとともに3柱の重要な神の1柱として扱われています。
1本の矢を放つだけで都市を3つ壊し、怒らせると世界が破滅するという話もあります。
破壊神でありながら病気を治すこともできるシヴァは、慈悲深い面も持ち合わせています。
また、シヴァ派では世界の創造、維持、再生を司る最高神として位置づけられています。
3.ブラフマー
ヒンドゥー教の神で、創造神でありトリムルティの1柱です。
しばしば宇宙と様々な生物の創造主であると語られます。
4つの顔を持ち、それぞれの顔は四方を向いているとされます。
ブラフマーはスヴァヤンブー(自ら産まれる者)や、チャトゥラーナナ(四つの顔を持つ者)、バーギーシャ(言葉の王)という名でも知られ、4つの口のそれぞれから4つのヴェーダ(宗教文書)を紡いだとされています。
4.トール
トールとは、北欧神話に登場する神です。
神話の中でも主要な神の一柱であり、神々の敵である巨人と対決する戦神として活躍します。
考古学的史料などから、雷神・農耕神として北欧を含むゲルマン地域で広く信仰されたと推定されています。
アース神族(最高神オーディンを長とする神々の系統のこと)の一員で、雷の神にして北欧神話最強の戦神です。
農民階級に信仰された神であり、元来はオーディンと同格以上の地位がありました。
5.オーディン
オーディンは、北欧神話の最高神にして戦争と死の神です。
詩文の神でもあり吟遊詩人のパトロンでもあります。
絵画などでは一般に、片目がない長い髭を持った老人で、つばの広い帽子を被り、グングニルという槍を持った姿で表されます。
片目は、ユグドラシル(1本の架空の木)の根元にあるミーミルの泉の水を飲み、知恵を身に付け、魔術を会得する代償に失いました。
ミーミルの泉とは、ユグドラシルの3本に分かれた根のうち、霜の巨人の国へ伸びた根の根元にあり、知恵と知識が隠されているとされており、賢い巨人ミーミルが所有しているといわれています。
そのため、魔術に長け、知識に対し非常に貪欲で、魔術、知識の神でもあります。
6.ゼウス
ゼウスはオリンポスの神々の支配者で、全宇宙や天候をつかさどる天空神、ギリシャ神話の最高神です。
多神教の中にあっても唯一神的な性格を帯びるほどに絶対的で強大な力を持っています。
ゼウスはローマ神話ではユーピテル(ジュピター)にあたります。
オリュムポスの神々の王で、神々と人間の秩序を守る神々と人間たちの父と考えられました。
ゼウスは天空神として、全宇宙や雲・雨・雪・雷などの気象を支配し、キュクロプスの作った雷霆(ケラウノス)を主な武器としています。
7.ガイア
ガイアはギリシャ神話の女神で、地母神であり、大地の象徴といわれます。
ガイアは天をも内包した世界そのものであり、文字通りの大地とは違う存在です。
カオスから生まれ、タルタロス、エロースと同じく世界の始まりの時から存在した原初神の1柱です。
ゼウスを破った唯一の存在であるテュポーンは、ガイアの子どもです。
8.セクメト
セクメトは、エジプト神話に登場する戦いの女神です。
太陽神ラーの片目から生まれ、ライオンの頭を持っています。
頭頂に赤い円盤を載せており、真昼の太陽の灼熱を表現しています。
破壊神にして復讐者であり、王の守護神とされています。
ある日、太陽神ラーが自分を崇めない人間に復讐して殺戮させるためにセクメトを地上に送りましたが、オシリスらの意見を聞いて後悔します。
そこでラーは、血に似せて造らせた赤いビールで彼女を酔わせ、酔った隙に穏やかな女神バステトに変化させました。
セクメトを産んだラーがセクメトを「最強」に設定してしまったせいで殺すこともできなかったための処置だそうです。
伝染病をもたらす神とされ、「火のような息」を吹くと恐れられた一方で、家庭では穏やかな女神になるといわれています。
9.イナンナ
イナンナは、シュメール神話における金星、愛や美、戦い、豊穣の女神で、のちに最高神になり、別名はイシュタルです。
シュメール神話は、メソポタミア神話全体に大きな影響を与えた神話です。
メソポタミア神話において、イナンナは知識の神エンキの誘惑をふりきり、酔っ払ったエンキから、文明生活の恵み「メー」(水神であるエンキの持っている神の権力を象徴する紋章)をすべて奪い、エンキの差し向けた悪魔の追跡から逃がれ、ウルクに無事たどりつきました。
エンキはだまされたことを悟り、最終的にウルクとの永遠の講和を受け入れました。
この神話は、政治的権威がエンキの都市エリドゥ(紀元前4900年頃に建設された都市)からイナンナの都市ウルクに移行するという事件(同時に、最高神の地位がエンキからイナンナに移ったこと)を示唆していると考えられます。
10.カーリー
ヒンドゥー教の女神で、殺戮を好む戦いの女神です。
シヴァの妻の1柱であり、カーリー・マー(黒い母)とも呼ばれます。
全身青みがかった黒色で、3つの目と4本の腕を持ち、4本の腕の内一本には刀剣型の武器を、一本には斬り取った生首を持っています。
チャクラを開き、牙をむき出しにした口からは長い舌を垂らし、髑髏もしくは生首をつないだ首飾りをつけ、切り取った手足で腰を飾った姿で表させます。
11.建葉槌命(たけはずちのみこと)
建葉槌命(たけはずちのみこと)は、天照大神を天の岩戸から誘い出すために、文布(あや)を織ったとされる神です。
『日本書紀』では、武力が強いことで有名な経津主神・武甕槌命では服従しなかった星神の天津甕星(あまつみかぼし)を服従させた神とされます。
信仰としては織物の神、機織の神として信仰され、全国の倭文神社、静神社、服部神社などで祀られています。
同じ織物の神では栲幡千々姫命、天棚機姫命がいますが、天羽槌雄神は機織りの祖神とされています。
12.タルタロス
タルタロスはギリシア神話における奈落の神であり、奈落そのものとされます。
冥界の最奥にあることから牢獄として扱われました。
原初の神カオスの次に生まれた原初神の1柱です。
大地の女神ガイアを配偶神とし、彼女との間に怪物テュポーン、エキドナをもうけました。
霧たちこめ、神々ですら忌み嫌う澱んだ空間で、ポセイドンが青銅の門を作り、その周りは青銅の壁で覆われているため、何者であっても逃げることはできません。
仮に人間がこの門の中に入ったとしたら、一年がかりでも底にたどり着けず、かえって神々が怖れるほどの苛烈な暴風で吹き飛ばされてしまいます。
13.ホルス
ホルスは、エジプト神話の天空神です。
エジプトの神々の中で最も古く、最も偉大で、最も多様化した神の1柱で、地域や時代によっては異なる呼称や神格を持ち、また多くの他の神々と習合しています。
もともとホルスは、同名かつ神格と役割が異なる神が二柱存在したとされますが、それらがラーの息子とオシリスとイシスの息子で、やがて同一視され習合されました。
一般的に、隼の頭を持ち太陽と月の両目を持つ成人男性として表現されます。
14.ラー
ラーは、エジプト神話の太陽神です。
ハヤブサの頭をもつ姿で描かれることが多く、最も重要な神とされます。
原始の海ヌンから生まれ、シューやテフヌト、バステトの父です。
またセクメトは、ラーが人間を滅ぼすために、目から生み出されたとされ、その目からは強烈な光を放ち、敵を焼き滅ぼします。
ファラオは神々の子孫とされ、「ラーの息子」と捉えられました。
15.天照大御神(あまてらすおおみかみ)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)は日本神話に主神として登場する神で、女神と解釈され、高天原を統べる主宰神、皇祖神とされます。
太陽神の性格と巫女の性格を併せ持つ存在として描かれています。
太陽神、農耕神、機織神など多様な神格を持ちます。
別名、大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)、神社によっては大日女尊(おおひるめのみこと)、大日孁(おおひるめ)、大日女(おおひめ)とされています。
「大日孁貴神」の「ムチ」とは「貴い神」を表す尊称とされ、神名に「ムチ」が附く神はわずかしか見られません。
16.天照大御神(あまてらすおおみかみ)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)は悪しき神として語られ、武力が強いことで有名な経津主神、建御雷神でも倒せなかった星の神です。
別名は、天香香背男(あめのかがせお)。星神香香背男(ほしのかがせお)、香香背男(かがせお)です。
星や月を神格化した神は世界各地に見られ、特に星神は主祭神とされていることもありますが、日本神話では星神は服従させるべき神、すなわち「まつろわぬ神」として描かれています。
これについては、星神を信仰していた部族があり、それが大和王権になかなか服従しなかったことを表しているとする説があります。
全国の星神社や星宮神社の多くは天津甕星を祭神としています。
17.ロキ
ロキは、北欧神話に登場する悪戯好きの神です。
オーディンの義兄弟となってアースガルズ(死すべき定めの人間の世界)に住み、オーディンやトールと共に旅に出ることもあります。
変身術を得意とし、男神であるが時に女性にも変化し、自身が変身するだけでなく、他者に呪文をかけて強制的に変身させたこともあります。
美しい顔を持っていますが、邪悪な気質で気が変わりやすく、狡猾さでは誰にも引けを取らず、よく嘘をつきます。
「空中や海上を走れる靴」(「陸も海も走れる靴」または「空飛ぶ靴」)を持っています。
18.ドゥルガー
ドゥルガーは、ヒンドゥー教の戦いの女神で、名前は「近づき難い者」を意味します。
シヴァ神の妃で、パールヴァティーと同一視されました。
外見は優美で美しいですが、実際は恐るべき戦いの女神で、3つの目を持っており、額の中央に1つの目があります。
10本あるいは18本の腕にそれぞれ武器を持ち、虎もしくはライオンに乗る姿で描かれます。
神話によると、アスラ神族の王マヒシャがアスラの軍勢を率いて天界を攻め、天界に住んでいたデーヴァ神族の神々を追放しました。
敗れたデーヴァ神族はシヴァとヴィシュヌに助けを求め、それを聞いたシヴァとヴィシュヌは怒り、光を発しました。
他の神々も光を発し、その光が一点に集中し、狂暴な女神チャンディー(ドゥルガーの別名)が生まれました。
19.ニュクス
ニュクスは、ギリシア神話に登場する原初神の1柱で、夜の女神です。
ニュクスは死の定業モロス、死の運命であるケール、またタナトス(死)を生み、次いでヒュプノス(眠り)とオネイロス(夢)の一族を生みました。
更に、モーモス(非難)とオイジュス(苦悩)を生み、「人間の存在のありよう」についての概念を神格化した神を単独で生みました・
そして、ニュクスはゼウスにさえ恐れられ尊ばれている女神であるといわれます。
20.エンリル
エンリルは、古代メソポタミア神話に登場する大気の神で、シュメール・アッカドにおける事実上の最高権力者です。
性格は短慮で激情家、人間に対してだけでなく神々の間ですら問題を起こすような我の強い神です。
実権者であるエンリルは、嵐・大気・大地・秩序・創造・王権などに関わる多くの役割と神格を持つが、神話に登場するエンリルはたいてい神々の指導者や代表者として描かれることが多いです。
21.エンキ
エンキはメソポタミア神話の神で、第2の実力者、世界の創造者であり、知識および魔法を司る神です。
地下の淡水の海である「アプスー」(アッカド語の読み。英語・ギリシャ語の abyss(「深淵、奈落」の意)の語源であるとする説もある)の主です。
また、人類に文明生活をもたらす「メー」と呼ばれる聖なる力の守護者でもあります。
はるか昔、人間が野蛮で無法な生活をしていた時に海から現れ、手工業、耕作、文字、法律、建築、魔術を人間に教えたとされます。
22.アヌ
アヌはメソポタミア神話における天空の神です。
創造神でもあり、最高神である存在で、シュメールではアンと呼ばれていました。
後世になるとアヌは実権をエンリルらに取って代わられましたが、それでも彼がメソポタミアの最高神である事に変わりはなく、彼の聖地では人工的に造られた丘の上に、神殿が立てられました。
アヌには罪を犯したものを裁く力があり、星はアヌの兵士として創造されたと信じられていました。
23.クロノス
クロノスは、ギリシャ神話の創作上の神で、「時」を神格化したものです。
通常のギリシア神話には見られず、カオスから生じた原初神であるという説があります。
ティターン神族(巨神族)の農耕の神クロノス(Κρόνος)とは、カナ書きすると同じ「クロノス」となり、英語での発音も同じ、ギリシア語での発音もほぼ同じため、よく混同されますが、両者は全く別の神です。
この時間神クロノスと、ギリシア神話の神カイロスという2つの言葉は、元々は「時」を表す一般名詞でした。
καιρός(カイロス)は「時刻」、χρόνος (クロノス)は「時間」をそれぞれ意味します。
24.建御雷神(たけみかづちのみこと)
建御雷神(たけみかづちのみこと)は、雷神、かつ剣の神で、建御名方神(たけみかたのかみ)と並んで相撲の元祖ともされる神です。
鹿島神宮、春日大社および全国の鹿島神社・春日神社で祀られており、鹿島神(かしまのかみ)とも呼ばれます。
また、地震と武の神でもあり、腕っぷしは日本神話の中においてトップを競います。
25.経津主神(ふつぬしのかみ)
経津主神(ふつぬしのかみ)は、日本神話に登場する神で、『日本書紀』のみに登場し、『古事記』には登場しません。
剣を神格化された神で、荒らぶる神々を断ち切る刀剣の神です。
高天原からの最後の使者として出雲(島根県)に派遣され、大国主命に国譲りを承知させました。
香取神宮(千葉県香取市)の祭神であることから、香取神、香取大明神、香取さま等とも呼ばれ、香取神宮を総本社とする日本各地の香取神社で祀られています。
26.元始天尊(げんしてんそん)
元始天尊(げんしてんそん)は、中国三大宗教の一つである道教の最高神にして、創造神です。
宇宙が生まれる前、あらゆるもののエネルギー源となる「気」に触れて誕生しました。
混沌から天地万物を創り出し、宇宙の全てをコントロールしています。
元始天尊は、幾度の天地の崩壊と再生のとき、道教の教えを示して、地上の人々を救済します。
このことを開劫度人 (かいごうどじん) といいます。
27.玉皇上帝(ぎょくこうじょうてい)
玉皇上帝(ぎょくこうじょうてい)は、中国神話、中国道教における事実上の最高神で、天界または宇宙の支配者であり、その下の地上・地底に住むあらゆるものの支配者でもあります。
現在も庶民から篤く崇拝されており、民間信仰や東南アジアなどの華僑の間では最高神として扱われています。
玉皇上帝のもとの天界の存在は、神々も仙人も現実の官僚体制のような組織に属しているとされていました。
すべての神々と仙人は玉皇上帝から位を与えられてその身分を定められました。
『西遊記』においても、孫悟空に斉天大聖の位を与えています。
28.オシリス
オシリスは、エジプト神話における冥界の神です。
父は大地の神ゲブ、母は天空の女神ヌトで、二柱の間に生まれた4柱の神々の長兄であり、豊穣の女神イシス、戦いの神セト、葬祭の女神ネフティスは弟妹にあたります。
配偶神はイシスであり、彼女との間に天空の神ホルスをもうけました。
長く白い衣装をまとい、上エジプトの王冠をかぶり、体をミイラとして包帯で巻かれて王座に座る男性の姿で描かれています。
29.セト
セトは、エジプト神話における戦争の神です。
オシリスとイシスの伝説において、兄オシリスを殺害し「兄殺し」の汚名を受け、オシリスとイシスとの間に出来た息子ホルスと王位を巡って争い敗れたためにセトは嫌われ者の神となり、悪神として捉えられました。
粗暴な性格を持つ戦争を司る神ですが、その武力が外に向けられると軍隊の守護神となり、悪邪アポピスからラーを守る役割とも合わさって軍神としての神格を持つようになり、信仰を受けるようになりました。
30.セベク
セベクは、鰐が神格化された強大で畏怖される神で、古代エジプト人がナイル川に深く依存していたために非常に恐れられていました。
漁や農耕、移動などにナイル川を利用していたエジプト人は、鰐とナイル川の神セベクに祈れば、セベクが自分たちを鰐から攻撃しないよう保護すると考えていました。
一部のエジプトの創造神話においては、世界を創造するため混沌の海ヌトから最初に現れたのがセベクで、創造神として太陽神ラーと関連づけられました。
また、ナイル川の神として豊穣の神とも考えられました。
最高神一覧(表)
神様の名前 | 登場する神話 |
ヴィシュヌ | インド神話 |
シヴァ | インド神話 |
ブラフマー | インド神話 |
トール | 北欧神話 |
オーディン | 北欧神話 |
ゼウス | ギリシャ神話 |
ガイア | ギリシャ神話 |
セクメト | エジプト神話 |
イナンナ | シュメール神話 |
カーリー | インド神話 |
建葉槌命 | 日本神話 |
タルタロス | ギリシャ神話 |
ホルス | エジプト神話 |
ラー | エジプト神話 |
天照大御神 | 日本神話 |
天津甕星 | 日本神話 |
ロキ | 北欧神話 |
ドゥルガー | インド神話 |
ニュクス | ギリシャ神話 |
エンリル | メソポタミア神話 |
エンキ | メソポタミア神話 |
アヌ | メソポタミア神話 |
クロノス | ギリシャ神話 |
建御雷神 | 日本神話 |
経津主神 | 日本神話 |
元始天尊 | 道教 |
玉皇上帝 | 中国神話 |
オシリス | エジプト神話 |
セト | エジプト神話 |
セべク | エジプト神話 |
まとめ
以上、世界の一番偉い神とそのランキングを紹介しました。
世界には本当にたくさんの強い神様がいるんだね~
中には知らなかったけど、めっちゃ強そうな神様もいた
皆さんの知っている神様は、ランキングに入っていましたか。
このランキングを参考にご自身で最強の神は誰なのか考えてみましょう。