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人気のエリアや地元で土地を探していて、何年も土地がみつからない、という経験はありませんか。
わが家は、かれこれ3〜4年もの間土地探しをしてきました。もっと長く、5年10年と探される方もいます。
そのくらい土地探しはむずかしいものですよね。
ハウスメーカーや工務店が販売している分譲地から区画を選ぶなら、迷うことも少ないかもしれませんが、分譲地の売り出しがない工務店や設計事務所に依頼する場合は、自分たちで土地を探すことになります。
もこ
ビションフリーゼ
この記事では、人気エリアの土地探しで苦労して、最終的に注文住宅をやめて、中古住宅付きの理想の土地を購入した体験談をブログにまとめます。
家づくりをはじめる人は必見
Contents
- マイホーム(注文住宅)の土地探しを3年〜4年以上つづけて疲れたから辞める
- 注文住宅の土地探しで苦労・苦戦したこと①希望のエリアに更地がほぼ出ていない
- 注文住宅の土地探しで苦労・苦戦したこと③地主さんへの直接交渉も実らず
- 注文住宅の土地探しで苦労・苦戦したこと④ハウスメーカーの建築条件付き分譲地は候補外
- 注文住宅の土地探しで苦労・苦戦したこと⑤「建築条件付き」を外してもらえる可能性は低い
- 注文住宅の土地探しで苦労・苦戦したこと⑥子どもの小学校就学前などタイムリミットを設けている
- マイホーム(注文住宅)の土地探しを諦めたら、理想の土地が手に入った体験談
- 「家は資産にならない」という考え方
- まとめ:土地探しはご縁とタイミング。土地選びに行き詰まったら、家づくりの方向転換する選択肢もある。
マイホーム(注文住宅)の土地探しを3年〜4年以上つづけて疲れたから辞める
わが家は新築マンションを購入して住んでいましたが、手狭になったため、売却し、住み替えにあたり注文住宅を希望していました。
マンションを買った早い段階から、「一戸建てにすればよかった」と後悔していたので、マンションで暮らしている当時から土地を探してきました。
本格的に現地に足を運ぶようになってからは3年ですが、希望のエリアを絞るために動き出してからは4年になります。
わが家がやってきたのは以下の行動です。
土地探しでしたこと
- SUUMO(スーモ)・HOMES(ホームズ)・at home(アットホーム)などの住宅情報サイトで探す
- ドライブしながら希望のエリアを絞り込む
- 現地に足を運んで売り地(看板)を探す
- 文筆できそうな土地があれば地主に相談する
- ネットに掲載されていない情報をもらうために地元に強い不動産屋に相談する
- 注文住宅を建てる予定の工務店に相談する
- ハウスメーカーを視野に入れて分譲地も検討してみる(「建築条件なし」で建てたかったので、自力で土地を探してました)
- ハウスメーカーに建築条件を外して売ってもらえないか交渉する
それなりの行動を起こしてきましたが、疲れて土地探しを一時中断することもありました。
注文住宅の土地探しのどんなことに苦戦・苦労したのか詳細を書いていきますね。
注文住宅の土地探しで苦労・苦戦したこと①希望のエリアに更地がほぼ出ていない
理想のエリアは人気で、なかなか更地での土地販売がありませんでした。
常に住宅情報サイトをチェックしているときでも、売り出し中が0〜2件程度。
1度だけ更地で建築条件なしの土地が出ましたが、一瞬で売れてしまいました。
何年もそのエリアで探している人がほかにもいるので、いい土地は速攻で売れてしまい激戦なんですよね。
ネット掲載される前に売れてしまう土地もあると聞きました。
注文住宅の土地探しで苦労・苦戦したこと②中古住宅付き(古家付き/上物あり)の土地は解体費用で予算オーバーしがち
希望は更地でしたが、解体すること前提で中古住宅付き(古家付き/上物あり)の土地も探していました。
しかし、希望のエリアはまだ世代入れ替わりの時期ではないので、「エリア名 戸建て 中古物件」などと検索しても、0〜3件しかヒットしないような状況でした。
工務店さんには、更地が出ないし、中古物件付きで出ても解体費用で予算オーバーしてしまうので、別のエリアで探すことやリノベーションを勧められることもありました。
また、土地の予算を引き上げることで理想の土地が手に入る可能性が高まることもわかっていましたが、
「土地だけよくて家(上物)を妥協しまくるならば、注文住宅を建てる意味がないのでは…」
とすら思っていたので、土地の予算を大幅にあげることもできませんでした。
注文住宅の土地探しで苦労・苦戦したこと③地主さんへの直接交渉も実らず
広い土地を文筆してもらえないか、不動産の許可を得た上で地主さんに直接交渉したこともありました。
それくらい八方塞がりでした。
話し合いには快く応じていただけましたが、結局交渉は成立しませんでした。
この件は別途記事にまとめます。
注文住宅の土地探しで苦労・苦戦したこと④ハウスメーカーの建築条件付き分譲地は候補外
まれに「建築条件付き」の更地なら販売されることがありましたが、わが家は「建築条件なし」で探していたので、候補から外れました。
どうしても工務店で注文住宅を建てたかったからです。
大手ハウスメーカーの注文住宅を検討したこともありましたが、住宅展示場に行くと、「求めているものと何かちがう」と感じてしまい、やっぱり工務店さんと家づくりをしたいと思いました。
もちろん、ハウスメーカーでも営業さんによって変わるというのはよく聞く話なので、もし営業さんでピンとくる方がいれば、考えも変わっていたかもしれませんが、わが家はたまたまマイナスな印象をもってしまうことが多かったんです。
唯一、アイ工務店さんの営業さんには惹かれましたが、それ以外は正直論外でした。
そして建てるエリアとは別の県ですが、地元で評判のいい工務店の建築士さんと一緒に家づくりを進めることになりました。
注文住宅の土地探しで苦労・苦戦したこと⑤「建築条件付き」を外してもらえる可能性は低い
あまりにも更地が出ないので、ハウスメーカーさんに建築条件を外して土地を売ってもらえないか交渉したこともあります。
1件だけほかより長く売れ残っている建築条件付きの土地が出ていることがあって、北向きで日当たりはよくないものの、それ以外の立地条件はよかったので、「建築条件を外してもらえたら買いたいな」と考えたんです。
ネットで調べたり工務店さんに聞いたりしたところ、プラス料金数百万円〜払えば建築条件を外して売ってくれるケースもあるようで、ダメもとで販売元のハウスメーカーさんに電話で確認しましたが、お断りされました。
建築条件付きを外してもらうのはかなり長期間売れ残るようなケースじゃないと厳しいと思います。
注文住宅の土地探しで苦労・苦戦したこと⑥子どもの小学校就学前などタイムリミットを設けている
わが家は「長男の小学校就学前までに新しい家に移り住んでいたい」という希望がありました。
小学校に就学してから引っ越して転校させるのは避けたかったからです。よくある希望パターンだと思います。
また、長男はいまではお喋りになりましたが、もともと発達ゆっくりだったので、余計に環境の変化を最小限に留めたいという気持ちが大きかったです。
結果的には、このタイムリミット内で家づくりが進むことになりましたが、土地探しに苦戦しすぎて、半ば諦めている時期もありました。
土地探しにおいては夫婦で価値観が同じだったので、妥協する、という選択肢がなく、2人で途方に暮れて、「もう長男が小学校に就学してからになってもしょうがないか…」と話すこともありました。
マイホーム(注文住宅)の土地探しを諦めたら、理想の土地が手に入った体験談
勘がいい方はすでにお気づきかと思いますが、わが家は注文住宅を諦めました。
ただ、諦めた、というよりは、「より良い人生の選択肢をみつけた」という表現のほうがしっくりきています。
たまたま最高だと思える立地条件(自分たちの基準なので、利便性がいいわけではありませんが、95パーセント以上理想的)で、希望の間取りの中古住宅が売りに出たので、迷わず飛びつく運びとなりました。
それまで、ほかの物件は却下、却下、だった、目の肥えた工務店さんにも太鼓判を押されるほどの立地と家だったので一切の迷いはありませんでした。
激戦を切り抜けた話は別記事にまとめます。
理想の注文住宅を建てることが夢でしたが、土地の希望も捨てられず、わが家にとってはリノベーションが合っているといまは受け止めています。
注文住宅では絶対に叶わなかった広さで、希望の吹き抜けやスケルトン階段、ワークルームも実現できる予定。
もちろん広さの分固定資産税は上がりますが、それでも希望エリアで注文住宅を建てるよりは大分価格を抑えられます。
子どもたちにとって回遊できる間取りは走り回れて楽しいだろうなとも思ってます。
話がそれますが、工務店とすでに契約をし、打ち合わせをしている段階で、いままで生きてきた中で一番悲しい経験をし、家づくりにまったく気が進まないと感じることもありましたが、その頃、いろいろが重なりすぎて、購入したエリアの賃貸に急いで引っ越してみたら、ボロボロの心が救われたんです。
やっぱり緑に囲まれた場所、自然が好きです。ご近所さんもあたたかい方が多いなと感じています。
何度もまわりまわって辿り着いた希望の場所であり、ここでの家族との暮らしを大切に生きていきたいと思っています。
土地選びも結局最後はフィーリングが大切なのだと感じました。(もちろん一生暮らしてみないと正解はわかりませんが)
「家は資産にならない」という考え方
わが家は土地にこだわりが多かったために、決断に時間がかかりました。
もともと夫婦どちらの地元でもない場所に土地を買ったので、不安もありましたし、途中で弱気になって土地を妥協するべきかと何度も話し合いました。
そのたびに、お互いの家づくりにおける土地への比重が大きいことを思い知りました。その点は、マンションを購入したときから変わっていませんでした。
家は買った瞬間から価値がガクンと落ちるけれど、土地の価値がいきなり暴落する可能性は低いです。
「家は資産にならない」という言葉を聞いたこともあります。
将来売りやすい土地を買うことで、何かあったとき(最悪家を手放すようなケース)の保険になると感じます。
まとめ:土地探しはご縁とタイミング。土地選びに行き詰まったら、家づくりの方向転換する選択肢もある。
土地探しで妥協できずに、「しんどい」「もう土地探しをやめたい」と思っている方もいると思いますが、家づくりを方向転換することで、むしろ理想の土地が手に入るケースもあります。
何に比重を置くかは人それぞれの価値観なので、土地選びにも正解はありませんが、悩んで悩んで悩みまくった末に答えが自然と導き出されるものかもしれません。
結果論ですが、わが家は悩んだからこそ、何周もまわりまわって、最終的に夫婦で満足できるかたちがみつかりました。
むしろ、迷いがあったときに進めなくてよかった、と思いました。
この記事を読んでくださった方の土地選びがうまくいくことを願っています。
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