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わが家は子ども(長男)が1歳7ヶ月の頃も授乳が多く、子どもから卒乳する気配がゼロでした。
このままだと2歳になっても卒乳することはなさそうだなと感じ、徐々に授乳を減らして断乳を試みることにしました。
断乳したら夜ぐっすり寝てくれるようになるという話も聞くので睡眠不足を解消したいなとも思ったんですよね。
しかし、断乳の結果、夜泣きがひどくなり本当に大変でした。
この記事では、断乳に向けて動き出した際に、夜泣きが悪化した息子の1歳7ヶ月の頃の体験談をまとめます。
Contents
断乳を試みた1歳7ヶ月の息子の授乳の状況
わが家は産後から頻回授乳で、1歳7ヶ月の息子の授乳回数が多いことに悩んでいました。
そこで保健師さんに相談したところ、「現状で夜間断乳は相当な覚悟がないとキツイから、まずは日中の授乳を減らすのはどうですか」とアドバイスいただき、実行しました。
頻回授乳だったので一気に減らすと乳腺炎も怖く、徐々に進めることにしたのです。
ちなみに離乳には、「卒乳」と「断乳」があります。
「卒乳」は自然に子どもが離れ授乳をやめることで、「断乳」はお母さんか赤ちゃんの都合で授乳をやめることです。
現在はWHO(世界保健機関)で2歳を越えるまで授乳することが推奨されています。それは栄養面に限らず精神的側面からも効果が期待されているからです。だから、2歳頃に授乳をしていることはまったくおかしいことではありません。
わたしも授乳はわが子との大切な時間だと思っているので、自然に卒乳するのを待つつもりでしたが、離乳食初期に一旦減ったと思った授乳回数が1歳を超えてからまた増えてしまい悩んだ末に断乳を進めることにしたというのが経緯です。
家にいるときはソファに座った瞬間に速攻で服をめくられるし、わたしが少し離れるだけで、足にしがみつき泣きながら怒り始め、授乳しないと泣き止まないということが多かったのです。
1歳を過ぎると子どもは認識できることが増え、さまざまな刺激を受けるため、不安を取り除くために授乳に執着することがあるようです。
息子も特に1歳半を超えてからさらに執着心が強くなり、パパの抱っこを嫌がりママにべったりの状況でした。
周囲には、同じ月齢のママが何人もいるのですが、1歳になる頃には卒乳しているケースが多いです。
息子が遊びに集中できず発達を妨げているような気さえして、授乳の回数を減らしていこうと考えました。
保健師さんのアドバイスのもと日中に授乳回数を減らした結果
午前中の様子
お昼寝の時間までに4回ほど服をめくられましたが、絆創膏を見て諦めました。
でも途中で、乳首は別の場所に移動したの??といった形相で、おっぱいの下の方や脇側を探り始めました。でもないことがわかり、諦めました。笑
お昼寝の時間
お昼寝のときはさすがにグズグズになり、飲みたいのに飲めないことに苛立ちを感じたのか、ややパニックになりました。
牛乳を飲ませましたが一口で嫌がりました。
しばらく様子を観察・・・
すると、泣きながら床におでこをガンガンと打ちつける自傷行為を始めました・・。
「泣いたら出してもらえた」と思われないように、見られない場所で絆創膏を剥がし、お昼寝前には授乳して入眠させました。
本来すぐに断乳するなら一切あげないのかもしれませんが、わたしは保健師さんのアドバイスのもと少しずつ減らす対応をとっています。
午後の様子
お昼寝から起きたあとも少しぐずりましたが、すぐに外へ連れ出したら、すっかり元気になりました。
最近は公園に飽きてしまい、階段を降りるのにハマっているので、何度も階段の上り下りをして遊び?ました。
帰宅後はすぐにお風呂に入り、そのあと少し授乳しましたが、日中通していつもより3〜4回くらいは授乳回数を少なくできました。
夜ごはんを食べ、寝る前にも授乳しました。
断乳を試みた結果、夜泣きがひどくなった経験談
日中の取り組みはわりとうまくいって、「おっぱい無くても大丈夫なんや!!」ということがわかり、子どもが巣立っていくような気分で悲しくも成長が嬉しかったです。
これから執着せず楽しく遊んでくれたらいいなと、ほっとして1日目を終えたのですが・・!
夜中に5〜6回起きるようになってしまいました。
最近夜間の授乳は2回だったのに、何度も起きてしまいギャン泣き?とまではいかなくても寝つきがかなり浅い様子・・。
日中に甘える時間が減ったからか、明らかに授乳を減らしたことが原因で、夜泣きが悪化してしまいました。
ギャン泣きで泣き止まない場合は放置する覚悟が必要?
「断乳するときは子どもがギャン泣きするから夜中3日間は眠れないと思ったほうがいい」とよく聞きました。
わたしは日中の授乳回数を減らすことからはじめたので一気に完全断乳するわけではないのに、夜泣きが悪化してしまい精神的に疲れました。
ギャン泣きで泣き止まない場合は心が折れて諦めてしまう人がいる気持ちがよくわかります。
断乳の覚悟を決めたら子どもが泣いても母乳をあげずに貫いたほうがいいという意見が一般的に多く見受けられますが、忍耐力が必要ですね・・。
わが子がそこまで悲しむ姿をみたらママも寂しくなってしまうこともあるのではないでしょうか。わたしは厳しさ半分残しつつも、徐々に減らすように調整していきました。
あまりにも頻回授乳で自然に卒乳を迎える気がしなかったので、成長のステップとして息子と頑張っていこうと決めて、最終的には2歳手前で卒業しました。
わたしが1歳7ヶ月の息子の授乳回数を減らすために試したこと
数日前から言い聞かせる
「そろそろおっぱいを少なくしようね」と言って、おっぱいバイバイ〜とジェスチャーしながら言い聞かせました。
息子に伝わっているかはわかりませんでしたが、こちらも覚悟を決めるためです。
絆創膏を貼る
夜は2回ほど授乳して、起きてからも1回授乳しました。朝ごはんのあと絆創膏を貼り、お昼寝までは一切授乳をしませんでした。
えっ?と一瞬固まって、じーっと絆創膏を眺めました。
その後ぶすっとしかめっ面になり、絆創膏に触れましたが、剥がそうとはしませんでした。
そのうちいつもと違う状況が可笑しく思えたのか、ケラケラと笑って諦めました・・!
リアルな断乳の進め方。ママさんたちの成功体験談
幸いネット上にはさまざまな先輩ママさんたちの体験談があります。
わたしも自分が断乳する前によく調べていたので、特に参考になったのは匿名の掲示板からの情報をピックアップしてまとめます。
絆創膏を貼る
乳首に絆創膏を貼って、物理的に吸えなくする方法です。
おっぱい痛くなっちゃったと言って、あげられなくなったことを伝えると、子どもも理解してくれたという体験談がありました。
顔を描く
水性ペンで乳首を鼻に見立てて周りに顔を描く方法です。絆創膏より多く見かけました。
わたしの母も息子(わたしの弟が赤ちゃんの頃)に試した方法らしく、抜群に効果があったそうで、見るなり嫌がってすんなり断乳に成功したのだとか。
レモンを塗る
乳首にレモンを塗って、酸っぱさで嫌にさせる作戦です。
可哀想と思ってしまうけど、嫌で吸わなくなるそうです・・。
ワサビやからしを塗る
レモンより強烈。からしやワサビを塗って断乳に成功した方もいるようです。
日を決めて断乳を確実に成功させたい場合には最終手段になるのかもしれません・・。
カレンダーで断乳日を予告する
言葉がある程度通じるようになった年齢なら、カレンダーに丸を付けて何日も前から言い聞かせる方法も有効のようです。
2歳を過ぎれば言葉でのコミュニケーションが増えるでしょうから、他の方法を試すにしても合わせて行いたいですね。
もうすぐ卒乳することを言い聞かせる
カレンダーは使わなくとも、言葉で「もうすぐおっぱいおわりだよ」と伝えていくことは月齢が低い場合でも取り入れたいですね。
子どもはママの言うことをよくわかっていて、「物理的に何かをしなくても言葉だけですんなり断乳できた」という体験談もありました。
息子は1歳7ヶ月とはいえ言葉が遅かったため、理解できていたかは謎ですが、授乳生活を終える前にはわたしも寂しくもなりましたし、何度も伝えていました。
まとめ
授乳には子どもの個性がありますし、ママさんの仕事などのご都合もあり断乳することがありますよね。
わが家のように頻回授乳をどうにか減らしていくために卒乳に向けて動き出すこともあると思います。
断乳をするときは夜泣きが増えるパターンはよく聞きますが、その大変な時期を超えたら子どもの成長を目の当たりにすることもあります。
これから断乳・卒乳を考えている方がスムーズにいきますように。