離乳には、「卒乳」と「断乳」がありますが、明確な都合がない場合、いつ卒乳するかタイミングがわからないことはありませんか。
もこ
この記事では、いますぐ完全断乳するわけではないけど、日中の授乳回数を減らして卒乳を早めるためにとった行動を記録していきます。
目次
なぜ卒乳を考えたのか
我が家は産後から頻回授乳で、現在1歳7ヶ月の子どもの授乳回数も未だに多いことに悩んでいます。

ひと昔と違い、現在はWHO(世界保健機関)で2歳を越えるまで授乳することが推奨されていて、栄養面に限らず精神的側面からも効果が期待されているようですし、わたしも授乳は嫌いではないし、むしろ可愛い我が子との大切な時間だと思っているので、自然に離れていくのを待つつもりでいました。
だけど、離乳食初期に一旦減ったと思った授乳回数が1歳を超えてからまた増えてしまい、最近はおっぱい大好きで以前に増して服をめくられる回数が増えてきました。
外に出ているとマシなのですが、家にいるときはソファに座った瞬間に速攻で服をめくられます。
さらにわたしが少し離れるだけで、足にしがみつき泣きながら怒り始め、授乳しないと泣き止まないということも増えた気がします。
1歳を過ぎると子どもは認識できることが増え、さまざまな刺激を受けるため、不安を取り除くためにおっぱいに執着することがあるようです。

我が家も特に1歳半を超えてからさらに執着心が強くなり、最近はパパの抱っこを嫌がり、ママしか見えていないような状況になりました。
さすがにこれでは2歳を過ぎても卒乳できる気がまったくしないし、息子が遊びに集中できず発達を妨げているような気がして、授乳の回数を減らしていきたいと考えました。
周囲には、同じ月齢のママが何人もいるのですが、1歳になる頃には卒乳しているケースが多いです。
そこで、保健師さんに相談したとき、
保健師さん
と助言いただいていたことを思い出し、まずは日中減らすことを考えました💡
まだ母乳の出が多いため一気に減らすと乳腺炎が怖いので、徐々に、でも確実に減らしていきたいです。
断乳の取り組みで成功した体験談・方法まとめ
幸いネット上にはさまざまな先輩ママさんたちの体験談がありました。
特に参考になったのは匿名の掲示板です。
一人一人の体験談を拝見し、似たような内容ごとに分類してまとめました。
絆創膏を貼る
乳首に絆創膏を貼って、物理的に吸えなくする方法です。
おっぱい痛くなっちゃったと言って、あげられなくなったことを伝えると、子どもも理解してくれたという体験談がありました。
顔を描く
水性ペンで乳首を鼻に見立てて周りに顔を描く方法です。
絆創膏より多く見かけたかも。
わたしの母も息子(わたしの弟が赤ちゃんの頃)に試した方法らしく、抜群に効果があったそうで、見るなり嫌がってすんなり断乳に成功したのだとか。
レモンを塗る
乳首にレモンを塗って、酸っぱさで嫌にさせる作戦です。
可哀想と思ってしまうけど、嫌で吸わなくなるそうです。
ワサビやからしを塗る
レモンより強烈。からしやワサビを塗って断乳に成功した方もいるようです。
日を決めて断乳を確実に成功させたい場合には最終手段になるのかもしれません。
カレンダーで断乳日を予告する
言葉がある程度通じるようになった年齢なら、カレンダーに丸を付けて何日も前から言い聞かせる方法も有効のようです。
2歳を過ぎれば言葉でのコミュニケーションが増えるでしょうから、他の方法を試すにしても合わせて行いたいですね。
もうすぐ卒乳することを言い聞かせる
カレンダーは使わなくとも、言葉で「もうすぐおっぱいおわりだよ」と伝えていくことは月齢が低い場合でも取り入れたいですね。
子どもはママの言うことをよくわかっているので、「物理的に何かをしなくても言葉だけですんなり断乳できた」という体験談もありました。
息子は1歳7ヶ月とはいえ言葉が遅いため、どこまで理解できるかは未知数ですが、授乳生活を終える前には絶対わたしも泣けるだろうし、お互い覚悟するために伝えていきたいです。
日中授乳回数を減らすために試したこと
数日前から言い聞かせる
「そろそろおっぱいを少なくしようね」
と言って、おっぱいバイバイ〜とジェスチャーしながら言い聞かせました。
絆創膏を貼る
夜は2回ほど授乳して、起きてからも1回授乳しました。
朝ごはんのあと絆創膏を貼り、お昼寝までは一切授乳をしませんでした。
初めて絆創膏に気づいたときの反応
えっ?と一瞬固まって、じーっと絆創膏を眺めました。
その後ぶすっとしかめっ面になり、絆創膏に触れましたが、剥がそうとはしませんでした。
そのうちいつもと違う状況が可笑しく思えたのか、ケラケラと笑って諦めました‥!
もこ
日中の数回断乳1日目
午前中の様子
お昼寝の時間までに4回ほど服をめくられましたが、絆創膏を見て諦めました。
でも途中で、乳首は別の場所に移動したんちゃうか
といった形相で、おっぱいの下の方や脇側を探り始めました。でもないことがわかり、諦めました。
お昼寝の時間
お昼寝のときはさすがにグズグズになり、飲みたいのに飲めないことに苛立ちを感じて、ややパニックになりました。
牛乳を飲ませましたが一口で嫌がりました。
しばらく様子を観察。
すると、泣きながら床におでこをガンガンと打ちつける自傷行為を始めました💦
「泣いたら出してもらえた」と思われないように、見られない場所で絆創膏を剥がし、お昼寝前には授乳して入眠させました。
午後の様子
お昼寝から起きたあとも少しぐずりましたが、すぐに外へ連れ出したら、すっかり元気になりました。
最近は公園に飽きてしまい、マンションの階段を降りるのにハマっているので、何度も階段の上り下りをして遊び?ました。(いつもマンションの階段は誰も使ってなさげ)
帰宅後はすぐにお風呂に入り、そのあと少し授乳しましたが、日中通していつもより3-4回くらいは授乳回数を少なくできました。
夜ごはんを食べ、寝る前にも授乳。
日中の授乳回数を減らしたら夜中に何度も起きた‥
日中の取り組みはわりとうまくいって、「おっぱい無くても大丈夫なんや!!」ということがわかり、子どもが巣立っていくような気分で悲しくも成長が嬉しかったです。
もこ
と、ほっとして1日目を終えたのですが‥‥!!!
もこ
最近夜間の授乳は2回だったのに、何度も起きて泣いて寝つきが浅い様子‥。
日中に甘える時間が減ったからか、明らかに授乳を減らしたことが原因で、夜泣きまではいかないけど、何度も起きてびっくりしました。
「断乳するときは夜中3日間は眠れないと思った方がよい」と聞きますから、それと同じような現象なのでしょうか。
完全断乳するわけではないのに疲れました‥
とはいえ、いずれは通る道だから、成長のステップとしてわたしも一緒に頑張っていきたいです。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
もこ