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Yチェアの後悔ポイント5選︱実際に使った感想や高さの選び方、寿命まとめ

Yチェアの後悔ポイント5選︱実際に使った感想や高さの選び方、寿命まとめ

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「北欧デザインの不朽の名作」と言われるYチェア。

インテリア雑誌や、おしゃれなカフェでよくみかけますよね。

飽きのこない美しいデザインで、誕生から70年以上たっているのにいまだに売れている椅子ですが、使い心地は実際どうなのでしょうか。

もこ
もこ

わが家もYチェアを2脚購入しました!

ビションフリーゼ
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曲線美が美しくて見惚れちゃう

この記事では、Yチェアを実際に使って「後悔したと思った」口コミ情報や、高さの選び方、寿命をまとめます。

Yチェア(CH24)の後悔ポイント5選

購入したYチェア

名作と言われるだけあってなかなか高価なものだけに、買って後悔はしたくないですよね。

実際に使っているかたの後悔ポイントをあげてみました。

もこ
もこ

新居にYチェアを買う予定だけど、本当に座り心地は最高なのかな?

ビションフリーゼ
ビションフリーゼ

座り心地に定評のあるYチェアだけど、買う前に注意しておくことを知っておこう

1. ひじ掛けがあるので、十分なスペース確保が必要

ダイニングチェアのイメージがあるYチェアですが、十分なスペースの確保と、合わせるテーブルの寸法をよく確認しないと後悔ポイントとなってしまいます。

  • ダイニングテーブルに2客横並びにするとスペースによっては窮屈な感じがする
  • 座るときに大きく後ろにスライドさせないといけない
  • テーブルの高さと厚みによってはひじ掛け部分がテーブルにあたる

毎日通り抜けが不便」「スペースに入りきらなかった」という声があります。

大きなひじ掛けは横幅をとりますし、座らないときでもテーブル下に入らないことがほとんどです。

購入したYチェア

人が通るスペースを考えると、テーブルの端から後ろの壁まで「ひじ掛けがない椅子」だったら70~80cm程度でOKですが、Yチェアの場合は110~120cm程度必要です。

家族がダイニングスペースを行き来するのは毎日のことなので、日常的に使用する椅子としては使いづらいと感じるかもしれません。

また、テーブルの天板にひじ掛け部分が当たってこすれてしまうと、カラー塗装仕上げの場合は剥げてしまいますし、カラー塗装でなくても傷ついてしまいますよね。

継ぎ目のないひじ掛けが魅力のひとつでもあるYチェアですが、壁までの距離や、テーブルとの相性はきちんと確認しておきましょう。

2. 標準の座面高さ45cmが合わない

国内で販売しているYチェアは、座面の高さが2種類あるのをご存じでしょうか?

一般的に流通している「EU仕様」が45cmで、小柄な日本人向きと言われている「日本仕様」が43cmです。

45cmが標準品で、43cmはオプション選択となっているため、購入するとき気づかないと45cmにしてしまっているかもしれません。

たった2cmでも、実際に座るとかなり違います。

小柄なかたにとっては長時間座ると疲れてしまう原因にもなります。

高さを選ぶポイントは、後述します。

3. 座面が染みになりそう

座面が「ペーパーコード」と呼ばれる、樹脂を含ませた紙を材料とした紐で編まれています。

水分をこぼしてしまったとき、すぐであれば水をはじいてくれるので対処できますが、時間がたってしまうと染みになってしまい、落とすのはなかなか大変です。

張替えは可能ですが、費用と納期がかかることなので気軽に張替えよう!というわけにはいかないですよね。

別売りの専用のクッションを置くことで対策できそうです。

4. 座面が爪とぎにされてしまう

猫ちゃんがいるお宅は要注意です!座面の仕様が爪とぎそっくり、、、

爪とぎ
座面:ペーパーコード

こちらも専用のクッションを置くなど、対策が必要ですね。

5.人によっては座り心地が悪いと感じる場合もある

期待して買ったYチェアの座り心地が良くなかったら、がっかりですよね。

ゆったりとして座り心地が良いと言われているYチェアですが、実際はどうなのでしょうか。

多くの人がその座り心地に魅了されていますが、中にはYチェアの座り心地が悪いというかたもいたので、以下に意見を箇条書きにしました。

  • クッション性が悪い
  • 背もたれが硬い
  • 太ももの裏が座面前部分を圧迫する

座面のペーパーコードですが、はじめはクッション性が悪く感じることがあります。

ペーパーコードは使い始めはピンっと張っていますが、長期間使用することで馴染んで、その人のお尻の形になって座り心地が良くなると言われています。

ですが、やはりウレタンが入った椅子のほうがクッション性は良いです。

座面以外はすべて木製となっているため、背もたれ部分が硬く、もたれ掛かった状態だと背中が痛くなってきます

背中を着けた状態で座るときは、ひじ掛けを使用して背中に体重が集中しないようにするといいようです。

前述の後悔ポイント2「座面の高さが合わない」話にも関わってきますが、足裏が床につかない状態で座り続けると、ひざが下がり太ももの裏が座面前部分を圧迫して痛くなってきます

ひよこ
ひよこ

つまり、Yチェアは座り心地が良い椅子なの?悪い椅子なの?

ビションフリーゼ
ビションフリーゼ

人によって座り心地は違うってことじゃないかな?

痩せ型の人大柄な人、身長の高い人低い人、椅子に深く座る人浅く座る人、人の体型も座りかたも様々です。

また、くつろいでいるときは「座り心地が良い」と感じて、デスクワークのときは「座り心地が悪い」と感じるかもしれません。

自分の体に合っているか、ライフスタイルに合っているかも大事ですよね。

Yチェア(CH24)を使った感想

わが家はYチェアを2脚購入して実際に使っていますが、座り心地はめちゃくちゃいいなと感じています。

ゆったりした座り心地で、リラックスできますし、見た目の美しさにも見るたびに癒されます。

アームに肘をおけるのも気に入っています。

ただ、息子がまだ5歳と3歳の頃に購入したので、ちょっと使うのに躊躇うこともありました。

基本的には大人以外が座ることはありませんが、ふとしたときに子どもが座ることを想定すると…

食事の場面では手がベタベタになった子どもには絶対に触ってほしくないです。笑

わが家はもともと持っていたダイニングテーブルと色味や雰囲気の相性が合わないので、いずれはダイニングテーブルを買い替えるつもりでYチェアを購入しました。

新居に引っ越したらすぐにダイニングテーブルを買い替えたかったのですが、よくよく考えると、まだダイニングテーブルも息子たちによって相当汚れることが想定できるので、しばらく先に買い替えることにして、Yチェアもしばらくはワークルームで使うことにしました。

ただワークルームで使うよりもやはりダイニングチェアとして購入したので、早くダイニングで使用したいです♪

Yチェア(CH24)で腰痛になった人はいる?

座面の高さや深さは座り心地だけでなく「足のむくみ」や「腰痛」にも関係するとも言われています。

Yチェアは背もたれが一本の棒なので、長いこともたれてると痛くなる可能性があります。

テレワーク用としてYチェアで長いことパソコン作業して腰を痛めたかたがいるようです。

ワークチェア向きとは言えないようですね。

Yチェア(CH24)の高さを選ぶポイント

店舗に行って、実際に座ってみましょう。

靴を脱いでスリッパをはいてみたり、素足になったり、なるべく家と同じ環境で確認することが大切です。

選ぶポイントを箇条書きにしました。

  • 家と同じ状態で座って、足裏が床につくか
  • 43cmは受注生産になるため、プラス料金がかかる
  • 43cmは受注生産になるため、納期がかなり長くなる
  • 45cmの方が素材や塗装などの種類が多い
  • 合わせるテーブルの高さとの相性

プラス料金や納期などデメリットもありますが、身長が低めのかたは43cmが安心かもしれませんね。

Yチェア(CH24)の寿命はどのくらい?

世代を超えて長く使用できる飽きのこないデザインですが、寿命はどのくらいなのでしょうか。

座面

ペーパーコードという名前の通り、「紙」なので、使い続けるとコードが切れたり、シミが目立つようになりますが、張替えをすることができます。

座面のペーパーコードは10〜15年くらいが張替の目安と言われています。

木部

日々のメンテナンスをすることで長く心地よく使用できます。

「ソープ仕上げ」「オイル仕上げ」「塗装仕上げ」がありますが、それぞれメンテナンス方法が違います。

どの仕上げにするか迷ったときは、メンテナンスの手間も考慮するといいかもしれませんね。

お手入れしながら使い続けると、半永久的に使用することができると言われています。

Yチェア(CH24)とは

「Yチェア」とは、20世紀初期にデンマークの家具デザイナー、ハンス・J・ウェグナーが設計した椅子のことです。

ハンス・J・ウェグナーは、20世紀を代表する家具デザイナーで、彼の作品は現代デザインの代表的な作品として世界中で愛されつづけています。

Yチェアは、名前のとおりY字形の背もたれが特徴的なデザインで、座面には張り地や革が張られ、背もたれと脚部には木材が使用されています。

洗練されたデザインが特徴的で、座り心地も優れていることを評価する人が多い印象です。

Yチェアは、デンマークの家具メーカーである「Carl Hansen & Søn社」が生産を請け負い、高品質な素材と職人技で作られています。

また、さまざまなカラーや素材、サイズのバリエーションがあるため、置く場所のインテリアに合わせて選ぶことができるのも魅力ですね。

まとめ

実際に使ってトータルで満足しているかたが多いようですが、前もって後悔ポイントを知っておいたほうがいいですよね。

ぜひ一度座って、Yチェアとの相性を確認してみてください。

置く場所や高さをよく確認することで、Yチェアの魅力を最大限いかすことができそうです。

後悔ポイントをクリアしてYチェアをご自宅に迎えたら、おしゃれ空間でくつろぎ時間を楽しんでくださいね!