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もうすぐ1歳半になる息子の言葉の発達が遅いため、市の保健師さんに相談してきました。
わたしの住む市では1歳半健診が2ヶ月後と遅い(1歳8ヶ月の頃)ので、子育て相談事業に電話をしたら、不安を見兼ねて保健師さんが個別で時間を設けてくれたのです💡
この記事では、「1歳半でも喋らない・指差ししない子ども」について、保健師さんに相談した内容やいただいたアドバイスを記録します。
もこ
夫も帰りが遅い毎日で近くに身内もいないため、誰かに吐き出したかった悩みがボロボロと溢れてでてきました。
もし、同じように子どもの成長・発達で悩んで行き詰まった方は、地域の子育て相談を利用してみてください。
専門家の見解を知れるだけでなく、知らない人だからこそ気兼ねなく話しやすいのもメリットに感じました。
Contents
1歳半の子どもが言葉(単語)を話さない・指差ししない
メインの相談は、「言葉の遅れ」と「指差しをしないこと」です。
前回の記事に書いたとおり、息子は1歳半目前になっても「ママ」「パパ」など意味ある単語を話しません。話せるのは、「あーん」くらいです。
喃語はむしろよく喋る方で、どこかへ行くと「よく喋るね」「年上の子より言葉を発するね」なんて言われたくらいなので、てっきり話し出すのも早いと思っていたのですが、、
待てど暮らせど意味ある言葉がでてこず、気づけば月齢の低い子も単語を話せる現状。
「息子のペースがある」と思いながらも、人にあまり興味がない・あまり真似をしないなどいろいろ不安が重なり、保健師さんに相談しました。
保健師さんのアドバイス:喃語をよく話すなら言葉習得の期間かもしれない
いつもお外で道行く人に「ばいば〜い」と話しかけられても、目もくれずサービス精神皆無でスルーをかましてきた息子。
なぜか保健師さんと目を合わすなり、照れ笑い。
もこ
「おうちと外の顔は違うものですよ」と言われました。
もしかしたら、少しかしこまった場所なら息子のようにやる気を見せてくれる場合もあるかもしれません。
息子はそのあと、すぐにおもちゃや絵本など見つけて遊びだしました。
保健師さんからは最初の段階で、
「目もしっかり合うし、こちらに興味を示すし、言ってることも伝わっているからお母さん、そんなに心配しなくてもいいですよ」と言われました。
すごくほっとして肩の力が抜けるようでしたが、いつもよりお利口にできているから、複雑な気持ちでもありました。。
「家は自分の空間と認識できているからこそ、安心しきって遊びに熱中していて呼びかけに応じないこともありますよ」
「ここに来てからも、お母さんの顔を見て安心できる範囲で動いていますしね」
そんなことを言われました。
また家では呼んでも振り返らないことが結構あったので心配でしたが、保健師さんの前では、呼んだら普通に振り返ることもできました。
そして喃語をいっぱい発している場合は、言葉の習得の期間であることが多いようです。
「喃語でいっぱい何かを言おうとしているから、今は言葉を溜め込んで習得している期間ですよ」
「そのうち言葉もでてくるから大丈夫ですよ」
と言われました。
ネットで調べていると、以下の情報があるので焦ってしまうママもいると思います。
- 喃語をいっぱい喋れても1歳半で意味ある言葉を言えないのはおかしい(発達障害の可能性が高い)
- 運動面が順調に発達していても、理解ある指差しと言葉が伴っていないのは心配した方がいい
もこ
すっごく優しい保健師さんで、わたしの不安を煽らないように始終ポジティブな言葉かけをしてくださり、お話していたらどんどん前向きになれました。
とはいえ「うちの子に限って発達障害なんてありえないわ」という受け止め方をしたわけではありません。
後述しますが、思い込みによって療育の機会を逃すことは避けたいです。
保健師さんのアドバイス:1歳半の時期は言葉の発達は個人差が大きい
ほとんどの子が単語を言える時期ですが、保健師さんが言うには、まったく喋らなかったのに2歳すぎて急にポンポンと話すようになる子もいるそうです。
習得の期間でいっぱいためて一気に爆発する子もいるみたいだし、特に男の子は言葉が遅い子も多いですよね。(もちろん女の子にも個人差がある)
保健師さんのアドバイス:からだを動かすことで言葉も発達する
「からだを動かす遊びが好きなら、言葉に注力しなくても、いっぱい動かしていくのが大事」と言われました。
言葉だけが育つなんてことはなく、運動面の発達とともに物の認識を経て、言葉を習得していくそうです。
だから、階段を登ったりおもちゃで遊んだり、その都度子どもがしていることを実況中継しながら言葉を認識させていくのがいいとのことでした。
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保健師さんのアドバイス:言葉の発達には絵本の読み聞かせが有効
また絵本を読むのはすごく良くて、ストーリー性があるものよりは色彩がハッキリしていて子どもが楽しく見やすいタイプの絵本がいいそうです。
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「好きな絵本が決まっているなら、同じものばかりでも問題ない」と言われました。
息子は特に仕掛け絵本が好きです。
1歳児におすすめの絵本は以下の記事にまとめています。
もこ
無理に言葉を教え込むのでなく、子どもが興味を示しているモノ・行動についてさりげなく認知させていくのがポイントみたいです。
指差しできないことについて
指差しできないからといって、コミュニケーションが取れているなら問題ないそうです。
わたし自身、息子が指差しできなくても、毎日コミュニケーションで困ったことはありませんでした。
息子の訴えはわたしの元に来てくれるからわかるし、物は自分で取りに行ったり持ってきたりするのです。
息子はクレーン現象(親の手を使って指差しする)はないのですが、一応聞いてみました。
クレーン現象は健常の子どもでもわりとよくある行動らしいです。
指差しの前段階として、クレーン現象を示す子も多いのだとか。
だから、クレーン現象があったからといって、変に心配する必要はないと思います。
たとえ療育が必要な場合でも、成長の過程であることに間違いはないし、子どもと親のコミュニケーションの手段です。
真似しないことについて
息子は1歳未満の頃の方が真似してくれていた気がします。
パチパチしたらパチパチしてくれたり、唇をブルブルさせたらブルブル見せてくれたり。
最近は、バイバイや指差しなど何をしてもほとんど真似をしてくれず、いつもゲラゲラ笑ってママやパパと遊ぶか、1人で黙々とおもちゃで遊んでいることが多く、呼びかけに反応しないこともあり心配だったのですが、
保健師さんからは「真似したくないだけかもしれないですよ」と言われました。
- 真似の仕方がわからない
- 真似するのが嫌
そういう子どももいるみたいです。
あまりにも真似してくれないと、必死になってやってしまいがちですが、親は必死になるほど顔が強張るので、それはよくないと言われました。
「これだけよく笑うし、楽しく一緒に遊べてるようなら無理に真似させようとしなくてもいいですよ。」
とも言われました。
それかむしろ子どもの真似を親の方がするのもいいそうで、そこから「真似する」という行為を覚えていくこともあるらしいですよ💡
積み木を積み上げないことについて
息子は積み木にあまり興味がありません。
今までに数回は積んで遊んだことがありますが、たいてい目の前に差し出しても並べてすぐにポイっと投げてしまいます。
1歳半健診では、「積み木が積み上げられるか」というのを見るそうなので、心配していましたが、保健師さんは「今の段階で積み上げられなくても大丈夫」と仰っていました。
おもちゃにも好みがあるので、積み木が好きじゃない子もいるそうです。
息子がミニカーを動かしたり、他のおもちゃで遊んだりしているのを見て、
「器用に遊べているからすごいですよ」
「遊びながら沢山喋っているので、そのうちポンポン言葉を発しそうですね」と言われました。
もこ
ほんと優しくて褒め上手な保健師さんでした。だから息子も安心したのかな。
保健師さんに、「ちょうだい」と言われたら、おもちゃを手渡しました。
自我が芽生えて好き嫌いがハッキリすると、親が与えたおもちゃに興味を示さないことも多いけど、子どもが気に入ったモノで楽しく遊べたらそれでいいとのことでした。
食べ物の好き嫌いについて
食は細いけど、それなりにいろいろ食べるようになってきた息子は、うどんが大好きで、お肉や繊維のある野菜は細かくカットしても、なかなか食べることができません。
- チュルチュルしたうどんが好きな子は多い
- お肉や繊維が残りやすい葉物が苦手や子は多い
ということを聞きました。
人参や大根などは普通に食べられるので、それで問題ないとのことでした。
また、「お肉は食べにくいけど、これまで通り挑戦は続けてください」と言われました。
「奥歯の乳歯が生え揃っていないから、食べムラがあっても仕方ない」とのことです。
以前、かかりつけの小児科医の先生にも、
「動物性のタンパク質(お肉・魚)は食べづらいから、歯がしっかり生えていない間は、お魚せんべいなどで補えばいい」と言われました。
息子はお肉が少ししか食べられないので、タンパク質は卵やお豆腐、しらす、お魚せんべいなどで摂っています。
まとめ:1歳半健診をそんなに気負う必要ない。ありのままの姿で専門家に成長を確認してもらおう。
1歳半で意味ある言葉(単語)が話せなくても、指差しができなくても、ママやパパの言うことを聞いて理解しているようなら、不安になる必要はないと思いました。
息子は自分ワールドのとき、たまに振り向いてくれなかったり、視線が合いづらいときもあるのですが、ママと楽しく遊んでいるときは目線も合うし通じ合っている感覚がありました。
だから、関わりにくさは特段感じていなかったのですが、周りと比べて変に焦ってしまった自分がいました。
だけど、子どもの成長は人と比べるものではないし、個性に合わせてのんびり前進していけたらいいな! と今回、優しい保健師さんのおかげで前向きになることができたんです。
とはいえ、まったく心配していないわけではありません。
発達障害の子どもは今とても増えているし、わたしの世代でも今の時代に生きていたら、そう診断される人もいただろうと思います。
わたしも、物を置き忘れることが多く、携帯も財布も置き忘れたことがあります(°_°)(奇跡的に毎回返ってくる…日本って素晴らしい…)
発達障害ってつまり苦手なことの延長だと思うようになりました。
また、保健師さんの前ではいつもと違う空気を察したのか、おうちでは見せない表情をして、2時間近くも良い子にしていました。
もしかしたら、1歳半健診など普段と少し違うかしこまった環境なら、子どもも「できますけど?」的な( ⁼̴̀꒳⁼̴́ )ドヤッで、やる気を見せてくれるかもしれません。
もしそうじゃなくて緊張してできなかったり、心配していたとおり他の子より全然できなかったりして健診で引っかかったとしても、別にいいじゃないか。と思います。
1歳半健診で引っかかって要観察になり嘆くお母さんもいるようですが(わたしもちょっとは凹むでしょうが)、プラスに考えることが大事。
ネット上では、
「療育を勧められたけど、心配ないと思うから断った」
「他の子(別の市の子)と似たり寄ったりなのに、慎重な先生だから引っかかって驚いた」
という話も拝見しましたが、
療育は別に悪い子が行くところではないし、折角の子どもの成長の機会なのだから、勧められて行かないのは勿体無いと思いました。
早期の療育が悪い方向に運ぶことってまずないと思うし、むしろその後の人生を大きく左右する働きになるはずなので、与えられたフォローはしっかり受けていきたいです。
発達に遅れがあっても、コミュニケーションで不自由を感じていないなら、これまで通り楽しく関わっていったらいいみたいですが、不安でしんどいときは、市のホームページで子育て支援事業を確認して、相談してみるとラクになることもあるのでおすすめです。
▼1歳半検診では要観察になりました。内容や息子の様子をまとめています。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。