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2歳児言葉の爆発期の前兆5つ!言葉が遅い子どもが突然話し出す経験談

2歳児言葉の爆発期の前兆5つ!言葉が遅い子どもが突然話し出す経験談

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「2歳児になると、言葉の爆発期が到来する」というのはよく聞く話ですが、2歳の時点でまったく喋らない発達の遅い子どもの場合、そもそもいつ喋り出すのか不安ですよね。

言葉の爆発期の「前兆」はあるのだろうか?まだまだ赤ちゃんのような息子はいつしゃべるようになるのかな?とわたしもよく調べていました。

わが家の長男は、2歳を迎えた頃もまったく単語(有意語)を話しませんでした。

数字とアルファベットはなんとなく唱えるように発していましたが、「ママ」や「パパ」さえ呼ばれたことがなく、名詞はなに1つ喋ったことがなかったのです。

0歳のうちから単語を話せる子どももいるのに、なぜうちの子はしゃべらないのだろうと何度も涙を流したものです。それくらい発達については過敏になっていましたから、少しでも前兆があるなら知りたいと思っていました。

 

この記事では、2歳児の言葉の爆発期はいつくるのか?言葉の爆発期の前兆で突然単語を話しはじめた発達ゆっくりな息子の経験談をまとめます。

  • 発達が遅い2歳児が言葉を覚えるまでの経過
  • やってよかったこと
  • 学んだこと

この記事は、小学校教諭一種・養護教諭免許の保有者が執筆しています。

2歳児の「言葉の爆発期」とは?いつからどんな感じで話し出すの?

2歳児の「言葉の爆発期」とは?いつからどんな感じで話し出すの?

言葉の爆発期とは、2歳くらいの時期に一気にしゃべれる語彙数が増え、2〜3語文もでてきて、会話ができるようになる時期のことをいいます。

2歳児が使用する語彙数は、一般的に300語と言われています。


参考
乳・幼児のことばの発達DINF 障害保険福祉研究情報システム

 

定型発達の子どもと比べて言葉が遅い息子が名詞を喋りだしたのは2歳1ヶ月の頃でした。

その頃、

もこ

ついに言葉の爆発期到来か!?

と思ったのですが、まだまだ名詞がやっとでてきたところで、2〜3語文はしゃべれない状況だったので、本格的な言葉の爆発期ではなく、言葉の爆発期の「前兆」だったのでしょう。

 

「なんの前触れもなく突然話しはじめるよ」と人から聞いても、まったく信じられないわ、と思っていましたが、本当にこわいほど突然名詞がポツポツとでてきたのでした。

言葉の爆発期の前兆は突然やってきた。言葉が遅い息子の特徴。

2歳児言葉の爆発期の前兆5つ!言葉が遅い子どもが突然話し出す経験談

本当に息子の「言葉の爆発期の前兆」は突然やってきました

ある日、いきなり2歳1ヶ月の息子が名詞をいくつも喋りはじめたのです。

まさかなんの前触れもなくハッキリとした発音で言葉を喋り出すなんて考えもしませんでしたから、あまりに突然で動画を撮る余裕もなく、ただただ驚きと感動でした。

寝返りも、立ったときも、歩いたときも、もちろんうれしかったですが、言葉については毎日のように悩んでいたので、それらの比ではないくらい涙がでるほどうれしかったのを覚えています…。

 

言葉を溜めているコップからいつ水が溢れ出すかは個人差があって、本当にわからないものだなと思いました。

言葉が出る数日前には不安で不安で追い詰められていて、療育センターに相談に行ったところだったので、そんなタイミングで言葉がでるとは、息子から「ぼく喋れるんですけど」と諭されたような気分でした。

その頃まだ応答の指さしもできなかったのに、息子なりにものの名前を覚えていたようです。

 

では、言葉の爆発期の前兆と思える内容5つを以下にまとめます。

言葉が遅い息子の言葉の爆発期の前兆①数字とアルファベットを唱えるようになった

言葉が遅い息子の言葉の爆発期の前兆①数字とアルファベットを唱えるようになった

言葉をしゃべり出す時期に個人差があるように、

最初になんの言葉をしゃべるか?

どんな言葉を覚えやすいか?

というのも個人差があることを実感しました。

赤ちゃんが最初に話す言葉は、「ママ」「マンマ(ごはん)」「ワンワン(犬)」「ブーブー(車)」などの赤ちゃん言葉というケースが多いです。

実際、母子手帳や健診の問診票にも、言葉の項目に、

「ママやマンマなどの簡単な単語を喋ることができるか」

という質問がありますよね。

しかし、赤ちゃん言葉よりも、ふつうの言葉、アルファベット、数字のほうが話しやすい子どももいるんです。息子がそうでした。

 

息子は数字とアルファベットが好きで、2歳手前で発するようになりました。

しゃべる、というよりは、唱えるように発している感じでしたが、いま思えばそれは言葉の爆発期の前兆だった気がします。

ただめちゃくちゃに唱えているだけかと思いきや、1つ1つの文字と音を結びつけて記憶して文字を読んでいる感じでした。

まずは日本語を習得してほしいと思うものですが、数字やアルファベットのほうが好きな子どももいるのかもしれません。

 

言葉が遅い息子の言葉の爆発期の前兆②「あ」行はしゃべりやすい。最初に喋った名詞が「アップル」(英単語)

言葉が遅い息子の言葉の爆発期の前兆②「あ」行はしゃべりやすい。最初に喋った名詞が「アップル」(英単語)

「あいうえお」「あ行」は発しやすいと保健師さんに聞きました。「あんぱんまん」を最初のほうに言えるようになる子どもは多いのではないでしょうか。

覚えやすく呼びやすい名前ということまで意識されてアンパンマンは誕生したのでしょうか。すごいですよね。長年愛されるひとつの理由を知りました。

 

息子が最初にしゃべった名詞も「アップル」でした。

「りんご」と伝えていましたが、YouTubeで「アッポージュース♪」という歌があって、りんごを見るたび「アップゥ、アップゥ(アップル)」と言うようになり、それからはわたしもアップルと言うことにしたので、アップルが定着しました。

 

言葉が遅い息子の言葉の爆発期の前兆③身近なものの単語(名詞)を呼ぶようになる。好きなものから喋るとは限らない。

言葉が遅い息子の言葉の爆発期の前兆③身近なものの単語(名詞)を呼ぶようになる。好きなものから喋るとは限らない。

ひとつの単語(名詞)が出たら、その日からさまざまな名詞をしゃべるようになりました。

息子の場合、アップルの次に出てきたのは、「ナス」「にんじん」「いちご」「バナナ」でした。

前述した食べ物は、いずれも好きなものというわけではありません。

むしろ好きではない食べ物ばかりです。好きなものからしゃべるとは限らないということです。

好きな食べ物はトマト・ヨーグルト・うどんですが、それらを最初には喋りませんでした。

息子が2歳前後に覚えた言葉は以下です。

  • アップル
  • ナス
  • にんじん
  • いちご
  • バナナ
  • パイナップル
  • バス
  • 1〜10(文字をかぞる)
  • アルファベット(文字を読める)

言葉が遅い息子の言葉の爆発期の前兆④赤ちゃん言葉を覚えずに、単語をしゃべりだすケースもある

言葉が遅い息子の言葉の爆発期の前兆④赤ちゃん言葉を覚えずに、単語をしゃべりだすケースもある

息子が食べ物の次に覚えた言葉は「バス」です。

「ブーブー」などの赤ちゃん言葉を喋ったことはありませんでした。

たいてい赤ちゃんには車は「ブーブー」と教えるし、最初は細かい分類ができずに、乗り物すべて「ブーブー」と覚えることも多いと思います。

わたしも「ブーブー」とずっと教えていましたが、こどもちゃれんじの「パズルずかん」に車種ごとのイラストがあって、指をさして聞きたがるので、「しょうぼうしゃ」「バス」などと名前で教えるようになりました。

聞きたがるわりには、まったく反応がなかったので、息子はなにも理解していないのでは…と思っていたのですが、外出中にバスを見た瞬間、はっきりした口調で当然「バス!」と言ったんです。

息子は定型発達の子どもがたどるような、言葉の発達ではありませんでした

応答の指差しも言葉を発するようになってからできるようになしましたし、「ママ」と呼んでくれたのも随分あとからでした。

 

赤ちゃんことばを覚えないまま、ふつうの単語を話すようになり、1〜2歳児の言葉の発達は、「覚える過程」にも個人差があると思いました。

喃語中心だった場合でも、息子のように急に名詞を喋ることもあるかもしれません。

 

言葉が遅い息子の言葉の爆発期の前兆⑤応答の指差しができなくても、言葉を覚えているケースもある

発達段階として、子どもは、以下の行動を習得しながら徐々に言葉が発達すると言われています。

  • クーイング・喃語
  • 親のまねをする
  • 視線(共感)のコミュニケーションをとる
  • 指差しで要求を伝える
  • 指差しで応答する

【指さしができない子どもは認知の発達が遅れているから、まだ喋る段階ではない】

という意見もみたことがあります。

 

しかし息子の場合、応答の指差しより先に喋るようになりましたし、ものを理解している素ぶりはまるでなくて、話しかけるのが虚しくなるほどでした。

その時期バイバイなど親の模倣もほぼしませんでした。

 

でもそれらをすっ飛ばして、急に話せる言葉が増え、表現がなくとも息子なりにことばを覚えていたことがわかりました。

 

以前、保健師さんから言われた

「まねできないんじゃなくて、したくないだけの子どももいる」

という話を思い出しました。

 

人まねに限らず、応答の指さしも「したくないだけ」だったり、「やり方を知らないだけ」だったりすることもあるかもしれません。

息子はなかなか要求を口にできなかった(クレーン現象ばかり)ので、コミュニケーションは苦手なのだと思っていましたが、5歳のいまではおしゃべりで人懐っこく、社交的だと言われるようになりました。(追記:2022年5月)

言葉が遅い2歳の子どもにやってよかったトレーニング

ラーニング・ バスレターを使ったあそび

出典:【マンチキン】ラーニング・バスレター/ダッドウェイ(DADWAY )

喃語の延長で、ぼんやり数字やアルファベットを唱えはじめるようになっていたので、ラーニング・バスレターを購入しました。

購入した当日、アルファベットを1枚ずつ手に取り喋りだし、文字とことばが一致していることに驚きました。

なにも考えてなさそうに宇宙語ばかり口にしている子どもでも、その子なりに頭の中に情報を落とし込んでいることもあるようです。

 

ラーニング・バスレターは、お風呂で使えて、水に濡らすと壁に貼れるので、入浴時間に楽しくアルファベットや数字を覚えることができます。

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ことばあそびの絵本で指差し

ことばあそびの絵本はこれまでにも何度もかいているので説明は割愛しますが、特に以下の2点にはかなりお世話になっています。

▼食べ物はこの2冊と実物をみせることで覚えた

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おままごとセットでのあそび

はじめてのおままごとお料理セット

よくおままごとで野菜やくだものを切ってあそんでいたため、食べ物を覚えやすかったようです。

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YouTube鑑賞

乳幼児期にテレビをみせることはあまりいいことではないのは承知ですが…

息子はYouTubeのおかげでアルファベットとアップルを覚えました。

 

▼ABCソングでアルファベットを覚えた

 

言葉の遅れに気づいた頃、早くからテレビをみせていたことに罪悪感を感じて反省し、一時期まったく見せないようにしていました。

 

でもいろいろ調べた結果、

  • 1日に2時間以内ならいい
  • 教育系の内容ならむしろ発達に役立つこともある

という認識になったので、Eテレや子ども向けのYouTubeは毎日2時間ほどつけていました。

長時間視聴はよくないでしょうが、テレビから学習することもありますよね。

言葉の発達が遅い子どもには視覚的なはたらきかけが効果的

言葉が遅い2歳の息子に効果を感じたのは、すべてが視覚的なはたらきかけでした。

発達障害の子どもには、耳からの情報だけでなく、目からの情報を合わせて取り入れるのが効果的というのはよく聞く話です。

 

もちろん発達遅れに関係なく、子どもが言葉を習得する過程には、ものを目で確認する必要がありますが、息子のような発達ゆっくりさんタイプは特に、いろいろな教材を使って視覚からアプローチするほうが効果が望めることがわかりました。

 

余談:年に1度の満月パワーが言葉の発達に影響する説

余談ですが、奇妙なほどの発語がみられたその日(2019年6月17日)は、年に1度の満月・ストロベリームーンだったので、もしかしたら月のエネルギーがなにか関係しているのかもしれないとさえ思いました笑。

満月のパワーとしか思えないほど、言葉がでる前兆はなにもありませんでした。

 

ストロベリームーンの晩に、覚醒したかのように突然喋ったのです。

月の満ち引きは出産にも影響が大きいと聞くし、子どもの脳にもなにか影響があってもおかしくないと思います。

スピリチュアルな話にもっていきたくはありませんが、不思議な急成長があったから結びつけてしまいます。

 

さいごに:小児神経科で支援につなげる・一時保育を利用するのも効果的

小児神経科で支援につなげる・一時保育を利用するのも効果的

お問い合わせからご親切なメッセージをいただきました。

小児神経科に相談をして、療育につなげられるケースもあるようです。

 

一時保育を利用するのも言葉が遅れている子どもにいい刺激になります。

下の子を妊娠中の場合、産前産後の保育を利用できることもあります。

わが家は次男の出産時、里帰りしなかったので、産前産後に保育園に一時的に通わせていましたが、そこでも成長を感じました。人と関わる機会を増やすことはプラスにはたらく可能性があります。

 

 

これからも息子の成長を見守っていきます。