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ギリシャ神話とは、古代ギリシアより語り伝えられる伝承文化で、多くの神々が登場し、人間のように愛憎劇を繰り広げる物語です。
神話を題材にした映画か~面白そう!
神々が大規模に描かれるのが魅力だね!
この記事では、神話や歴史好きのライターがギリシャ神話を題材にしたおすすめの映画15選を紹介します。
ゼウスやポセイドン、ハデスなどの神々が出てきますよ。
Contents
ギリシャ神話のオススメ映画8選
神話好きの筆者が選んだギリシャ神話の映画おすすめ8選!
ぜひ今後の映画選びの参考にしてみてください。映画とあわせてギリシャ神話の英雄ランキングも要チェックです。
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
「ホーム・アローン」で有名な監督クリス・コロンバスが、ベストセラー児童書をファンタジーとして映画化した1本です。
主演は「3時10分、決断のとき」などに出演したローガン・ラーマンで、ほかの俳優はピアース・ブロスナン、ユマ・サーマンなどがいます。
寄宿学校に通う17歳の少年パーシーは、ある日突然、予言の神に自分がポセイドンと人間の子の「デミゴッド」であると告げられます。
「デミゴッド」というのは、神と人間のハーフという意味です。
パーシーは盗まれたゼウスの雷撃を探すため、仲間のアナベスとグローバーとともにアメリカ横断の旅に出ます。
予言の神はパーシーたちに4つの神託をくだしますが、旅の途中にはオリンポスの神々との出会いと戦いが待っています。
ごりごりのギリシャ神話がテーマな映画が多いなか、この作品は舞台が現代でそこにファンタジーをうまく融合させていて、子どもでもみやすいストーリーとなっております。
ポセイドンとかハデスとか聞いたことある!
ほかにも化け物などいろいろなキャラが登場するよ
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海
先ほど紹介した「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の続編です。
監督は「グレッグのダメ日記」で有名なトール・フロイデンタールです。
主演のローガン・ラーマンほか、共演のアレクサンドラ・ダダリオ、ブランドン・T・ジャクソンも再集結しました。
主人公は前編と同じく、海の神ポセイドンと人間の母の間に生まれた「デミゴッド」のパーシー・ジャクソンです。
パーシーは封印された先代の神々の王クロノスの復活を阻止するために、魔の海に隠された黄金の毛皮を探しに行くことになります。
そんなパーシーの前に、弟を名乗る目が一つだけのサイクロプスが現れ、ともにギリシャ神話の魔物たちがはびこる魔の大海原バミューダトライアングルへと乗り込んでいきます。
シリーズ2作目で主人公も続投で、1作目がおもしろかったかたには特におすすめです。
2作目の世界観のほうがギリシャ神話感がアップしています。
ヘレン・オブ・トロイ
詩聖ホメロスの大叙事詩「イリアス」で名高いトロイ戦争に題材をとったスペクタクル史劇です。
「男の魂(1955)」で有名なジョン・ツゥィストが脚色し、「重役室」を手掛けたロバート・ワイズが監督をしました。
主な出演者は、トロイ戦争の原因となった美女ヘレンに「熱情のしぶき」のロッサナ・ポデスタ、パリス王子に「青ひげ」のジャック・セルナスが演じる他、サー・セドリック・ハードウィック、ナイオール・マクギニスなどが出演します。
時は紀元前1100年、トロイ王子プライアムにはヘクター、ポリドラスそしてパリスと3人の王子がいました。
平和使節としてギリシャへ向かったパリスは、嵐に遭い、スパルタ海岸に漂着し、パリスを救い、かくまったのはスパルタ王メネラウスの妃ヘレンでした。
秘かにパリスを想うヘレンでしたが、メネラウス王がそれに気づき、嫉妬、パリスは監禁されてしまいます。
ヘレンはパリスを救い出しトロイへ去ったが、怒ったメネラウス王はトロイ征服に乗り出します。
古い映画でCGもないころに制作されたにも関わらず、ロードオブザリングかと見間違うほどすばらしい映像です。
ロッサナ・ポデスタ演じる傾国の美女ヘレンもとても美しく描かれ、目を見張るものがあります。
また、「ヘレン・オブ・トロイ」はリメイク版があります。
2004年に公開された、ブラット・ピット主演「トロイ」という映画です。
こちらはまた違ったスケール観で、圧倒されるのでおすすめです。
こちらはアマゾンプライム・ネットフリックスで視聴することができます。
ヘラクレス(1958)
ロドスのアポローニオスの原作「アルゴナウティカ」を映画化した冒険アクション映画で、「征服者」を手掛けたピエトロ・フランシスキが監督をしました。
主演は1950年のミスター・ユニバースに選ばれたスティーヴ・リーヴス、「鉄道員」に出演したシルヴァ・コシナ、他にファブリツィオ・ミオーニ、イヴォ・ガラーニ、などがいます。
古代のテッサリア(現在のギリシャ)で、ヨルコの国王エリーネは弟ペリアに殺害され、ペリアが王位に就きました。
さらにペリアはエリーネの息子ジャソーネも殺そうとしますが、ジャソーネは近衛隊長のキローネと国外へ逃亡します。
そして、ペリアは勇士の聞こえ高いヘラクレスを新たな近衛隊長として呼び寄せます。
ある時、城の近くにライオンが出没、ペリアの息子イフィトがライオンに殺されたため、ペリアはイフィトの死はヘラクレスの責任だとして、罪の償いに牡牛と戦うことを命じました。
ヘラクレスは牡牛を倒しましたが、牛に傷つけられて死にかけているキローネに出会います。
キローネはペリアとが前王を殺したこと、ジャソーネを王位に就けることをヘラクレスに頼み、息絶えます。
ヘラクレスは王位の象徴である金羊毛をジャソーネの手に取り戻すため、キローネが隠した金羊毛を探す旅に出かけます。
怪獣やアマゾネス軍団が出てくる冒険の旅が楽しく描かれています。
スティーヴ・リーヴスの抜群の素晴らしい肉体はもちろんですが、ヒロイン役のシルヴァ・コスナの美しさも必見です。
ヘラクレスの逆襲
先ほど紹介した「ヘラクレス(1958)」のリメイク版です。
スティーヴ・リーヴスとシルヴァ・コシナ主演のアクション映画で、キャストと同じく監督もピエトロ・フランシスキです。
怪力無双の英雄ヘラクレスは、ヨルコの国の危機を救い、愛するヨーレと結婚、ユリシーズを伴って故郷テーベへ向いました。
テーベの王位には、兄のエテオクルスと弟のポリニースが一年ごとにつくことになっていましたが、期限が来てもエテオクルスは弟に王位を譲りませんでした。
怒ったポリニースは兄を攻めようとし、エテオクルスは王位を譲る伝言をヘラクレスに託しました。
ヘラクレスはヨーレを兄のもとに残し、ユリシーズとポリニースの所に向いましたが、途中泉の水を飲んだヘラクレスは、一瞬にしてすべての記憶を失い、そこに来た一隊の兵士によって、海の彼方のリディアの国に拉致されてしまいました。
ヒロインのシルヴァ・コシナが、史劇にぴったりのクラシックな美しさと史劇向きに体重を増やして一段とムッチリ太って、露出した太ももが白くてセクシーです。
ザ・ヘラクレス
「クリフハンガー」「ダイ・ハード2」で有名なレニー・ハーリン監督が、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスを描いた3Dアクションです。
主演はケラン・ラッツで、「トワイライト・サーガ」のエメット・カレン役で注目され、「エクスペンダブルズ3」にも抜擢された若手俳優です。
古代ギリシャ、オリンポスの神・ゼウスの子ヘラクレスは、美しい姫ヘベと愛し合いますが、ヘベはヘラクレスの異父兄イピクレスとの政略結婚を決められてしまいます。
ヘラクレスはヘベと2人で逃げようとしましたが、捕らえられ、罰として戦地に送り出されます。
仲間の戦士ソティリスと協力し、決して生きて帰れないと思われた戦場を生き延びたヘラクレスは、やがてイピクレスの父で暴君アンピトリュオン王の圧制から王国を救う戦いに身を投じます。
その過程でイピクレスからヘベを奪い返したヘラクレスは、名声を高めていきます。
ケラン・ラッツの筋肉が素晴らしく、筋肉フェチのかたにぜひみていただきたい作品です!
ユリシーズ (1954)
ホメロスの叙事詩「オデッセウス」の映画化で、ヴェテラン、マリオ・カメリーニが監督をしました。
「アンナ」のシルヴァーナ・マンガーノと「死の砂塵」のカーク・ダグラスが主演を務めました。
トロイ戦役はおわり、勝ったギリシア軍は凱旋の途につきました。
木馬を発明してトロイを陥落させたイタカ国の王ユリシーズもその中の一人でした。
一方、ユリシーズの妃ペネロペは、夫の留守中、腹黒い王族から再婚を強いられていました。
ユリシーズは部下とともに故郷へ向けて出帆したが、海神の怒りにふれて暴風雨に会い、船を失って見知らぬ国に漂着してしまいました。
ギリシャ神話の映画化ですが、意外とシンプルなロマンスアドベンチャーとして仕上がっています。
アルゴ探検隊の大冒険
ギリシア神話のイアソン率いるアルゴ船探検隊(アルゴナウタイ)の冒険を描いた作品です。
ジャン・リードとビヴァリー・クロスの共同で脚本を書き、監督ドン・チャフィが演出したイギリスとアメリカ制作の特撮映画です。
ゼウスの保護下にあるペリアスは、アリスト王を殺害しテッサリアの王座を奪いますが、預言者はサンダルを片足のみ履いたアリストの子によって王座は覆されると語りました。
予言を阻止しようとペリアスは、アリストの娘の1人であるブリセイスをヘラ神殿で殺すと、女神ヘラはこれを神殿への冒涜として怒りを露わにしました。
また、ブリセイスは殺される直前、ヘラの像の腕の中にアリストの幼子を置き、ペリアスの企てに怒ったゼウスはペリアスを失脚させるためアリストの幼子を利用します。
20年後、当時の幼子であるアリスト王の子イアソンは、ペリアスが溺れている所に遭遇、彼を助けますが、その際サンダルを片方なくしたためペリアスは彼がアリストの子であると気づきます。
王国を取り戻すために神の贈り物である金羊毛を獲得しようとするイアソンに、正体を隠しているペリアスは彼を励ます振りをしながら、彼が殺されることを望んでいました。
青銅の巨人の重量感や骸骨戦士のカタカタ感などCGには無いものばかりで、色褪せぬ名作です。
2000年にアメリカでテレビ映画として、この映画のリメイク版「アルゴノーツ 伝説の冒険者たち」が放送されました。
1963年公開のかなり古い映画だけど、とっても面白いね~
子どもから大人まで楽しめるよ!
ギリシャ神話のアマゾンプライムで観れる映画4選
タイタンの戦い(2010)
ギリシャ神話に登場する神々の壮絶な戦いを描いた3Dアクション映画です。
1981年公開の「タイタンの戦い」のリメイク作品となっています。
監督は「トランスポーター」シリーズを手がけるルイ・レテリエで、主演は「アバター」などに出演したサム・ワーシントンが演じました。
時は神々と人間が共存していた時代、神々は己の欲望を満たすため、激しい権力争いに明け暮れていました。
ある日、そんな神々に対し人間の王が反乱を起こします。
人間の創造主でもある全知全能の神ゼウスはこれに激怒し、人類を滅ぼそうと冥界の王ハデスを解き放ちます。
一方、ペルセウスは全知全能の神ゼウスの息子として生を受けたが、人間として育てられていました。
人間の心を持つ神ペルセウスが人類救出のため立ち上がり、彼は冥界の王ハデスを倒す戦いの旅に出ます。
しかし、そこには悪魔や獣との死闘が待っていました。
ギリシャ神話の、魅力が詰まった映像を存分に楽しめる映画です。
壮大な映像と迫力あるCGで話題となり、続編「タイタンの逆襲」も製作されました。
続編「タイタンの逆襲」は、アマゾンプライム・ネットフリックスで視聴することができます。
インモータルズ 神々の戦い
「ザ・セル」「落下の王国」などを手掛けたターセム・シン監督が描くアクションスペクタクル映画です。
主演は「マン・オブ・スティール」で新たなスーパーマン役に抜擢されたヘンリー・カビルが演じます。
世界支配を企むハイペリオンを倒し、全知全能の神ゼウスによって鍛えられた勇者テセウスが立ち上がり、仲間と危機を救うために旅に出ます。
ポセイドンやアテナらオリンポスの神々の力を借り戦うテセウスでしたが、ハイペリオンはオリンポスの神々によってかつて地底に封印されたタイタン族を復活させてしまいます。
この映画ではゼウス、ポセイドン、アテナ、アレス、アポロン、ヘラクレスといった有名な神々がたくさん登場します。
映像美と肉体美の共演!神々の戦う姿もかっこいい~
人体破壊描写が描かれているから、そこそこハードな戦闘シーン見たいかたにおすすめ!
ヘラクレス(2014)
「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」「ラッシュアワー」で有名な監督ブレット・ラトナーが手掛けたアクション大作です。
ギリシャ神話の英雄ヘラクレスを描いたスティーブ・ムーアのグラフィックノベルを「ワイルド・スピード」シリーズや「G.I.ジョー バック2リベンジ」などで活躍するドウェイン・ジョンソン演じました。
全知全能の神ゼウスと人間アルクメネの間に生まれたヘラクレスが、自身の出自や犯した罪にさいなまれ、救いを求めて旅に出かけます。
不死身の獅子や地獄の番犬ケルベロスなど魔物たちとの戦いを通し、いかにして英雄となっていったのかを迫力満点のアクションで描きます。
スッキリ系のアクション映画を好むかたにおすすめです!
Hercules In New York(SF超人ヘラクレス)
1970年に制作されたアメリカ映画で、アーノルド・シュワルツェネッガーの映画デビュー作です。
日本劇場では未公開のコメディ映画で、当時のシュワルツェネッガーはオーストリア語訛りが酷かったので、別の俳優がアフレコで台詞をあてたものを公開しました。
現在では、吹替なしの声バージョンも出版されています。
主人公のヘラクレスは、ギリシャの神々が暮らすオリンポスでの退屈な生活にうんざりしていました。
彼は下界に興味を抱き、父であるゼウスに何度許しを得られなくても地上に下る許可を求め続けます。
一方、この度重なる要求に耐えかねたゼウスは、懲らしめる意味も込めてとうとうヘラクレスに地上に行く許可を出しました。
海に落下し輸送船に拾われたヘラクレスは、好奇心だけを頼りにニューヨークに上陸します。
終始陽気なBGMで筋肉祭りなので、リラックスして笑いながら見ることができます。
ギリシャ神話のネットフリックスで観れる映画2選
タイタンの逆襲
タイタンの逆襲は、2010年公開映画「タイタンの戦い」の続編です。
監督は前作のルイ・レテリエから「世界侵略:ロサンゼルス決戦」などを手掛けたジョナサン・リーベスマンに引き継がれます。
怪物クラーケンを倒してから10年、神々の王ゼウスと人間の間に生まれたデミゴッドのペルセウスは、人間の漁師として息子のヘレイオスと静かな生活を送っていました。
しかし、神々とタイタン族の地上の支配権をめぐる戦いは日ごとに激しさを増していきます。
一方、人間からの崇拝が薄れたことで神々の力が弱まり、冥界に封じられていた巨神クロノスが目覚め始めます。
クロノスを鎮めようとしたゼウスは、ハデスと息子アレスの裏切りにより捕らわれの身となってしまいます。
ペルセウスは愛する息子を守り、捕らわれたゼウスを救うため再び立ち上がり、同じ半神のアゲノールやアンドロメダとともに再び世界の存亡をかけた戦いに挑むため、クロノスが眠る「タイタロスの牢獄」を目指します。
前作も迫力のある映画でしたが、続編も違った魅力で迫力満点なのでおすすめです。
トロイ
古代ギリシャの詩人、ホメロスの叙事詩「イリアス」の「U・ボート」などを手掛けた監督ウォルフガング・ペーターゼンが映画化しました。
トロイの王子パリスは敵国スパルタ王の妻ヘレンと恋に落ちて彼女を略奪します。
スパルタ王の兄アガメムノンは、それを口実にトロイを征服するべく、ギリシャ諸国の戦士からなる大軍隊を率いてトロイに向かいます。
その戦の中でギリシャ軍最強の戦士アキレスは、パリスの兄ヘクトル王子と対決することになります。
10万の軍勢が衝突する史上最大の闘いが始まります。
実際の「トロイ戦争」をモチーフにして描かれたスペクタクルドラマですが、本来の神話と違い、ギリシャ神話の神々は登場しません。
あくまでも、ギリシャ神話のトロイ戦争を人間に当てはめて描いた作品となっています。
神は出てこないけど、壮大な戦闘シーンは見もの!
何より磨き上げられたブラッド・ピットの肉体美は、男女共に必見!
ギリシャ神話の悲劇をもとにした映画
王女メディア
1969年に公開されたイタリア=フランス=西ドイツ合作のファンタジー映画です。
詩人・作家・映画監督として活躍したイタリアの異才ピエル・パオロ・パゾリーニが、20世紀を代表するソプラノ歌手マリア・カラスを主演に迎え、ギリシャ悲劇「メディア」を映像化しました。
イオルコス国王の遺児イアソンは、父の王位を奪った叔父ペリアスに王位返還を求めます。
叔父から未開の国コルキスにある「金の羊皮」を手に入れることを条件に出され旅に出たイアソンは、コルキス国王の娘メディアの心を射止めて「金の羊皮」の奪還に成功します。
しかし、祖国に戻ったイアソンは王位返還の約束を反故にされ、メディアと共に隣国コリントスへ向かいます。
そこで国王に見込まれたイアソンは、メディアを裏切って国王の娘と婚約してしまい、メディアは復讐を誓います。
神話的世界観として、とても完成度が高いです。
また、トルコのカッパドキア岩窟群を使った景色も好評を得ています。
あれ?この音楽聞いたことある!?
劇中に日本の民族音楽が使われてるんだって!
アヴェ・マリアのガンマン
1969年に公開されたイタリア=スペイン合作のマカロニ・ウェスタン映画です。
アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデスのギリシア悲劇で有名なオレステスの物語を西部劇に翻案しました。
過去の記憶を失った青年セバスチャンは、ある日、ラファエルという男と出会います。
実はラファエルは幼馴染でセバスチャンは記憶を取り戻します。
父親のホアン・カラスコはメキシコの将軍でしたが、戦争を終え帰還したところを、母親のアンナとその愛人トマスによって殺されてしまいました。
トマスはさらにセバスチャンと姉イサベルも殺そうとしましたが、乳母のおかげで生き延びることができたのでした。
セバスチャンはラファエルとともにメキシコに父親の仇を討ちに向かいます。
神話というアプローチや諸々の演出も引っくるめて面白く、モリコーネ風の颯爽とした口笛テーマソングはいかにもこのジャンルの映画らしくてクールです。
死んでもいい
1962年に公開されたアメリカ合衆国、ギリシャのドラマ映画です。
ギリシア悲劇の一つ「ヒッポリュトス」やそれを題材とした「フェードル」をもとに、舞台を現代(初公開時)にして描いた作品です。
監督はジュールズ・ダッシンで、メリナ・メルクーリやアンソニー・パーキンスなどが出演しています。
ギリシャ海運王の娘フェードラは、同じ船舶業者で竦腕のタノスと結婚し、5歳になる男の子をもうけました。
その実、タノスには先妻との間にロンドンで経済学を勉強している息子アレキシスがいました。
ロンドンの博物館でアレキシスと対面したフェードラは、ハンサムな10歳も年下の義理息子に一目で恋してしまい、アレキシスもまた個性的な美しさを持つ義母に深く魅せられるのでした。
しかし、アレキシスが若い恋人と一緒にいるところを目撃したフェードらは嫉妬に狂って夫に告白してしまいます。
とてもロマンチックでナイーブな話となっていて、見る人を魅了させます。
ギリシャ神話の映画の特徴や見どころは?
ギリシャ神話の映画の特徴は、ストーリーが壮大なことはもちろんのこと、映像が迫力満点でかなり見ごたえがあります。
最近のものは、CGが使われていることが多く、より迫力が増しています。
中には、CGが苦手なかたもいらっしゃるとは思いますが、もし興味があれば、一度試しに見てみてください。
やはりCGが苦手だったとしても、昔の作品ならCGなしの映画もあるので、興味があるなら見てみることをおすすめします。
また、俳優さんの肉体美や女優さんの美しさも見る人を魅了し続けています。
俳優の皆さんは、この撮影のために体を鍛えたり、体重の減少を行っているため、その役柄にもマッチしていてどの俳優さんからも目が離せません。
美男美女ぞろいで、まるで本当の神話のようです。
今後のギリシャ神話の映画作品にも、注目していきたいですね。
まとめ
この記事では、ギリシャ神話を題材にしたおすすめの映画15選を紹介しました。
どの作品もアレンジが加えられ、神話の内容を知らなくても見ごたえがあるように作られています。
現代では想像もつかないような迫力満点の世界が、たくさん詰まっている映画なのでみなさんも気軽に見てみてください。
ストーリーも重厚で、映像も美しいものが多いね
さっそく気になるおすすめ作品を見てみよう!