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パワフルな温風で洗濯物を速く乾かしてくれる、ガス衣類乾燥機「乾太くん」ですが、やめたという声も聞きます。
導入して後悔しないために乾太くんをやめた人の理由を知りたい
乾太くんとドラム式の洗濯機のどっちがいいかも徹底比較してみよう
この記事では、乾太くんをやめた理由の調査結果や「乾太くん」と「ドラム式の洗濯機」どっちがいいか比較して考察した内容をまとめます。
家づくりをはじめる人は必見
Contents
乾太くんをやめた理由7選
乾太くんをやめた理由を7つ紹介します。
乾太くんの設置が大変
乾太くんの設置には排湿管を取り付ける必要があり、家の壁に穴を開ける工事が必要になります。
その工事は大掛かりなもので費用も高いです。
商品込みの設置工事代金は、約20〜22万円です。
もともと住んでいる家に設置したいと考えた人は、工事費がネックで諦めることもあるようです。
また、インターネットで乾太くんを購入した場合、乾太くんの設置工事業者を自身で手配しなければなりません。
したがって、乾太くんの設置にはかなり手間がかかります。
ランニングコストも安くない
乾太くんは、ガス式乾燥機のためガス代がかかります。
比較的安い都市ガスの場合は、1ヶ月1000〜2000円ほどですが、プロパンガスだと1ヶ月3000〜4000円もかかってしまいます。
プロパンガスの地域ではコスト面が割高になります。
ガス・ダクトの配管工事ができない
賃貸物件の場合、ガス・ダクトの配管工事ができず、乾太くんの設置ができません。
乾太くんは、ガスを使用するため、設置するときに必ず工事が必要です。
また、同様の理由でマンションは設置できない可能性があります。
乾太くんの設置は、持ち家でかつ戸建てでないとむずかしいのです。
オール電化には不向き
乾太くんは、ガス式乾燥機のためオール電化では使えません。
オール電化でも乾太くんを使用する場合、わざわざガスを引かなければなりません。
そのため、別途ガスを引く工事費用が必要になります。
オール電化に乾太くんを導入するときのポイントは以下の記事で解説しています。
脱衣所が狭くなる
乾太くんはサイズが大きめですから、洗面所に設置すると、一般的な洗面所・脱衣所の広さでは、圧迫感があり、空間が狭くなります。
乾太くんで一番容量の多いタイプは、スタンダードタイプの8kgで、横幅・高さ・奥行きすべて60cmを超えます。
そのため、乾太くんを設置するなら、洗面所は3畳以上ないとかなり狭いと感じるでしょう。
また、乾太くんが脱衣所・洗面所のスペースをかなり占領するため、洗剤や柔軟剤、タオルなどの収納スペースの確保も困難になります。
手入れが面倒
乾太くんのフィルター掃除を怠ると、乾燥時間が長くなる、故障の原因になることがあります。
また、乾太くんの取り出し口・開閉ドアの縁にあるゴム部分に砂やホコリがつきやすく、ドアを開けるときにホコリが出てきてしまいます。
乾太くんのデラックスタイプは、開閉ドアの裏側にあるホコリフィルターが掃除するときに取り出しにくくて面倒です。
スタンダードタイプは、ドラム内にあるホコリフィルターの取り外しが面倒です。
特に身長が低い人にとって乾太くんは手入れしづらいため、脚立を用意しておくか、乾太くんを洗濯機の横に置くなどの対策が必要です。
洗濯機から乾太くんに移し忘れる
乾太くんは乾燥しかできないため、洗濯機で洗濯を終わらせたら、洗濯物を乾太くんに入れ替えなければなりません。
手間がかかり、忙しいと忘れがちです。
乾太くんとドラム式の洗濯機どっちがいい?
乾太くんとドラム式の洗濯機どっちがいいかというと、予算やライフスタイルによって異なります。
- 短期間で乾燥を終わらせたい人や1日に何度も洗濯機を回す人には、乾太くんがおすすめ
- 初期費用を抑えたい人や手軽に乾燥機を導入したい人には、ドラム式の洗濯機がおすすめ
できるなら、おすすめは乾太くんとドラム式洗濯機の併用です。
急ぎで乾かしたいときに乾太くんを使う
土日にシーツなどまとめて洗濯するときに乾太くんを使う
普段の洗濯乾燥はドラム式洗濯機を使う
このように使い分けることで、毎日乾太くんを使うほどの光熱費をかけることなく両方のメリットを最大限に活かすことができます。
両刀使いすることで普段の洗濯ワークの重圧から解放されるね!
でもそんな予算ないよ
そんな方は、それぞれに異なるメリット・デメリットがあるため、ご自宅に必要な機能を考えた上で、どちらを購入するか選択しましょう。
乾太くんのメリット
乾太くんの最大のメリットは乾くまでの時間が早いことです。
ドラム式洗濯機だと2時間半かかってしまう洗濯物の量も、50分足らずで乾き、ガスのパワーで電気式乾燥機の1/3の時間で乾燥が完了するため、家事の負担を大きく減らしてくれます。
子どもが服を汚してしまっても、1時間ちょっとで乾燥まで完了します。
そのため、複数回の洗濯に強く、2回目、3回目の洗濯がすぐに始められます。
また、乾太くんは排気を直接外に出すため、部屋の中に臭いが漏れることがありません。
しかも、ドラム式の洗濯機より洗濯物がふんわり仕上がります。
時間が経って、乾燥の熱が冷めてもシワシワになりません。
さらに、乾太くん(DX、8kgタイプ)には毛布・シーツモードが付いています。
毛布やシーツなど大きい洗濯物もカラッとふわっとすぐに乾燥できます。
花粉の時期や梅雨の時期など、外干しがしづらい時期でもシーツを洗濯できるようになります。
費用面では、本体代はドラム式の洗濯機より乾太くんのほうが安いです。
都市ガスを利用している場合、乾太くんは費用の節約になります。
乾太くんのデメリット
乾太くんは、ガス式乾燥機のためオール電化では使えません。
置くだけで大丈夫なドラム式洗濯機と違い工事が必要で初期費用が高いのが最大のデメリットです。
オール電化の住宅で乾太くんを使用する場合は、乾太くんを付けるためにだけ道路から敷地内、さらに乾太くんを付ける場所までのガス配管の工事が必要になります。
また、乾太くんは外壁に穴を開けて排湿口を通す工事が必須です。
排気口を通す際、適切な気密処理ができていないと家の気密性能が低下するおそれがあります。
また、防水性も落ちる心配もありますので、工事の際は施工する会社に入念にチェックしながら工事をしてもらいましょう。
そして、乾太くんは洗濯機の上に設置することが多く、直置きする家庭は少ないため、乾太くん専用の棚を用意する必要があります。
加えて、乾太くんは洗濯機とは別の機械のため、洗濯が終わったらそのたびに、洗濯物を乾太くんに入れ替える手間が必要です。
ドラム式の洗濯機のメリット
ドラム式洗濯機は、洗濯から乾燥までボタンを押せば最後までやってくれます。
次に蓋を開けるときには洗濯物が乾いているため、とても楽です。
また、1台で洗濯も乾燥も済むため場所を取りません。
乾太くんほどの存在感がなく、スタイリッシュなデザインで脱衣所をスッキリ見せてくれます。
さらに、ドラム式洗濯機は買って設置するだけで、水栓をつなげばすぐに使うことができ、大規模な工事が不要です。
そして、ガスを使わず、電気だけを使用するため、ドラム式の洗濯機はオール電化の住宅でも工事なしでそのまま使えます。
また、ガス代が高いプロパンガスをご利用の場合はドラム式の洗濯機のほうが節約になります。
マンションにお住まいの場合、管理規約などによって乾太くんの設置ができない場合がありますから、ドラム式の洗濯機のほうがおすすめです。
ドラム式の洗濯機のデメリット
ドラム式の洗濯機は、乾太くんの倍以上の乾燥時間がかかります。
1日に何度も洗濯機を回したいときは不便です。
しかも、ドラム式洗濯機で乾燥した洗濯物はすぐに出さないとシワになります。
出かけていて、すぐに取り出せず時間が経ってしまった場合は、もう一度洗濯しなければならなくなります。
さらに、乾太くんほどカラッとは乾かず、洗濯物の量が多いと生乾きっぽくなってしまうことがあります。
そして、ドラム式洗濯機は洗濯と乾燥の機能が1台についているため、構造が複雑でその分故障しやすいです。
乾太くんは、乾燥中に発生する糸くずやほこりを外に出すため、それが詰まることはありませんが、ドラム式の洗濯機の場合、内部にほこりが詰まりやすく、それも故障の原因になります。
以上のように、乾太くんにもドラム式の洗濯機にもどちらにもメリット・デメリットがあるため、ご家庭の事情に合わせてどちらを選択するか決めましょう。
乾太くんで後悔したブログの口コミ評判は?
乾太くんの利用者にアンケートを取ったところ、良い口コミがたくさんありましたが、中には「後悔した」という口コミがありました。
頻繁にフィルター掃除をして乾燥させているつもりですが、すぐにほこりが溜まったり、カビが落ちてきたりします。そう頻度は多くありませんが、その度に気が滅入ります。
またわが家はプロパンガスのためかなり経費がかかります。なので使わなくなってしまいました。後悔しています。
設置スペースを取られてしまい、脱衣所が狭くなってしまいました。スペースについては、配管の分のスペースと配管を隠すためのスペースも必要となります。買わなければ良かったと後悔してます。
また、オリジナルの台にのせて使ってますが、天井までの高さにフィットしません。また配管を隠すために板で隠しているところに埃が溜まってしまい、掃除に苦労しております。結局、外ぼしになってます。
大事な服が縮んでしまったとき、この素材の服だと縮むというのが前もってわかっていればいいのですが、縮むものもあれば縮まないものもあり、判別が難しいです。
また、排気口を作るために家に直径15センチほどの穴を開けるときは「家に穴をあけるのか…」と後悔しました。
乾太くんの初期費用が思ったよりも高かったです。
乾太くんは、ガス式で10万円以上の価格がします。また、設置工事費も別途必要になります。
私は、乾太くんの便利さを知って導入を決めたのですが、初期費用の高さに驚きました。
乾太くんの使用頻度が低ければ、初期費用を回収するのが難しいかもしれません。
乾燥機は、60〜80℃程度の熱風を衣類に当てて乾燥させますが、熱に弱い繊維に熱風を当てると繊維が収縮してしまいます。
天日干しや部屋干しで縮まないのは、高温にさらされずに自然乾燥で乾かすからです。
特に繊維がデリケートな素材や高温に弱い衣類は注意が必要です。
スペースが狭く感じるようになった。サイズ選びを間違えてしまった。
また洗濯機から移し替えるのが面倒だし、衣類が縮んでしまう。
メンテナンスに手間を感じるので、事前にもっと調べておけばよかったです。
洗面所の場所が狭いので、乾太くんで場所が取られてしまい、もう少し洗面所が広かったらよかったなーと思いました。また、ガスなのでガス代が気になるのもマイナス点です。
乾燥をかけている時は少しうるさく感じることがあります。妻の希望でありましたのであまり深く考えずに取り付けをしてもらいました。
ガス代が高騰すると思ったよりも高いと感じることがあるようです。
乾太くんがいらないと思う理由は?
乾太くんがいらないと思う理由は、以下です。
- 初期費用が高い
- 設置工事が大掛かり
- ランニングコストが高い
- 賃貸物件では設置できない
- オール電化では使えない
- 設置スペースがない
- 入れ替えが面倒
- 素材によっては衣服が縮む
- 掃除が面倒
- 圧迫感がある
- 収納場所がなくなる
- 入れ替えが面倒
乾太くんはメリットもデメリットもありますが、ご家庭によってはデメリットのほうが上回り、乾太くんをいらないと思うようです。
乾太くんと電気乾燥機を比較!
以下は、乾太くんと電気乾燥機を比較した簡単な表です。
項目 | 乾太くん | 電気乾燥機 |
初期費用 | 約20万円 | 約7万円 |
乾燥時間 | 50~80分 | 200~220分 |
設置場所 | 制限あり | 制限なし |
乾燥容量 | 5~9kg | 6kg |
初期費用
初期費用は電気乾燥機が圧倒的に安いです。
乾太くんは工事代も込みで20万以上しますが、電気乾燥機は約6万円で購入することができます。
乾燥時間
乾燥時間は乾太くんのほうが圧倒的に短いです。
電気乾燥機は、200分以上かかり、乾燥時間が長いとその分電気代もかかってしまいます。
設置場所
電気乾燥機は設置場所の制限がありません。
乾太くんは工事が必要で、大きくて設置スペースの確保が必要のため、設置には制限があります。
乾燥容量
乾燥容量は乾太くんのほうが大きく、最大8kg(厚物モード:9kg)です。
電気乾燥機は最大6kgですから、乾太くんは電気乾燥機の約1.5倍の衣類が乾燥できます。
このように、乾太くんは洗濯物を短時間で乾燥できるメリットがある反面、初期費用が高く、設置場所に制限があるデメリットがあります。
一方、電気乾燥機は初期費用が安く、設置場所に制限がないメリットがある反面、乾燥時間が長く、電気代がかかってしまうデメリットがあります。
これらの情報を参考にして、ご自身に合った乾燥機を選びましょう。
乾太くんが爆発した事例はある?
乾太くんが爆発したという事例はありません。
ただし、油分が付着した衣類やタオルを乾燥すると、付着した油分によって発火につながる可能性があります。
ワセリンやヘアトリートメントなどは洗濯機では落ちませんので、注意しましょう。
もし、油分が付着してしまった場合は、洗濯機で洗う前に温水で余洗いをしてから洗濯しましょう。
乾太くんの気になる点は?
最後に乾太くんの気になる点を解決しましょう。
乾太くんにゴキブリが出るのは本当?
乾太くんからゴキブリなどの虫が侵入してくる可能性があります。
理由は、排気口に虫よけ網がなく、直接外とつながっているからです。
詳しくは以下の乾太くんからゴキブリが入ってくる?原因は虫が入ってくるときの対処法の記事を参照してください。
オール電化でも乾太くんを導入できる?
オール電化でも乾太くんを導入できます。
ただし、乾太くんのためにガスを引く工事をしなければなりません。
くわしくはオール電化に乾太くんを導入すると後悔する?注意点や後付けの方法を解説を参照してください。
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