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だんだんできることが増えたり、表情が豊かになったり、赤ちゃんの成長って楽しみですよね。
その反面、周りと比べてしまって「うちの子はいつ喋るようになるの?」「うちの子って遅いの?」と不安に思うこともあるでしょう。
この記事では、0〜1歳の赤ちゃんが喋りだす前兆や、喋りだすのが早い子・遅い子の特徴についてご紹介します。
どんな子どもにも個性があるので周りとは比べすぎないように見守れるといいですね。
Contents
赤ちゃん(0~1歳)が喋る前兆は?
赤ちゃんが喋りだす前兆とは一体どんなものなのでしょうか。
よく見られる赤ちゃんの行動をまとめました。
- 同じ言葉を繰り返すようになる…「まーまーまー」「ブーブー」などと繰り返します。
- 指をさして言葉を発するようになる…欲しいものを指さして「んんー!」などと声を出す。
- 大人の口をじっと見るようになる…喋っている口元を見つめる。
このような行動をしだすと、赤ちゃんは徐々に喋るようになっていきます。
もちろん赤ちゃんにより個人差はありますが、どれも微笑ましいですよね。
意外と知らない基本的な赤ちゃんの言葉の成長過程はこちら。
・生後2ヶ月頃から「あー」「うー」と母音だけの声を発する。
これをクーイングといいます。
しゃべる練習をしている段階です。
・生後4ヶ月頃「ままま」「だだだ」と子音も混ざり、喃語を話すようになる。
この頃には、コミュニケーションをとるために言葉が必要とわかっている状態です。
・7・8ヶ月頃から「ばぶばぶ」と音のパターンが増えてきます。
少しずつ発音もはっきりとしてきます。
・1歳前後から喃語ではなく、意味のある言葉を話します。
わたしのこどもの赤ちゃんの頃を思い出してみると、お気に入りのおやつを指さして「まんまんまー」と言い出したり、抱っこしてほしいときに両手を広げて「んーんー!」と怒り出したり、よく声を発していました。
気づけばあっという間にお喋りできるようになっていて、あれが前兆だったのかと思い返しました。
うちの長男は言葉がゆっくりで療育園に通っていました。1歳半すぎても発語がなくとても悩みました。喋るようになったのは2歳すぎてからでした。そんな発達ゆっくりさんが喋る前兆もブログにまとめています。一方、次男はお兄ちゃんがいたからか喋るのが早く、兄弟でも個性があることがわかりました。
赤ちゃん(0~1歳)で喋るのが早いのは何ヶ月?
早い子で8~9ヶ月くらいと言われています。
また、ほとんどの子どもが1歳半くらいまでに意味のある単語を話しだします。
しかし、喋り始める時期は赤ちゃんによりかなり個人差があります。
身長や体重がそれぞれ違うように、すべての子どもが同じ時期に話し始めるとは限りません。
言葉を理解する力・聴力に問題がなくても、周りの子どもよりも遅く話し始める赤ちゃんもいます。
そのような赤ちゃんは2歳以降に一気に言葉が増えることも多いです。
平成22年に厚生労働省で行われた調査によると、
生後7~8か月に単語を言う赤ちゃんは2.2%に対し、1歳から57.6%、1歳~2歳で69.9%となっています。
出典:厚労省
半数以上の赤ちゃんが1歳以上から単語を発するようになるようです。
焦らずに成長を見守ることも大切です。
赤ちゃん(0~1歳)で発語の最速ギネス記録はある?
世界にはとても早く喋るようになった赤ちゃんがいるのではないかと思い、調べてみました!
しかし、赤ちゃんの発語のギネス記録はないようです。
赤ちゃんの発語の定義って明確にしづらく、判断がむずかしいからでしょうか。
しかし、何か話題になっている赤ちゃんの情報がないか調査してみました。
その結果、こんな動画を発見しました!
このYouTubeで紹介されているのは実話とのことですが、なんと生後5日で首がすわり、生後4ヶ月になる頃には「ママ、ぼくあまいものたべたい」などと3語以上をしゃべったロシアの赤ちゃんがいるようです。
本来赤ちゃんは、「ブーブー」「まんま」などの喃語からしゃべり始めるので、それをすっ飛ばしていきなり意味をもった言葉を喋ったらびっくりしますね。
さらに1歳半になると新聞を読んで、幼稚園に通いはじめると言語能力が突出して高いことに注目を浴びたようです。
本当かな?と思ってしまいますが、世の中には超人がいるのも事実なので、どこかにこんな並外れた赤ちゃんがいるかもしれませんね。
喋るのが早い子の特徴は?喃語をよく喋る?
「喋るのが早い子ってどんな子?」と興味ありますよね。
たしかに喃語を早い時期からたくさん喋る赤ちゃんは、喋るのが早い可能性は高いです。
しかし、喃語の多さだけでは喋るのが早くなるかどうかの基準にはならないといわれています。
喋り始める時期に差が出る理由の一つとして、赤ちゃんの性格が関係しています。
早く喋り始める赤ちゃんの多くは、好奇心が強く覚えた単語をすぐに使いたいタイプ。
興味があることはとにかく知りたい!見たい!という性格です。
まだ話せない小さな赤ちゃんでも性格はさまざまです。
わが家の2人のこどもで比較しても、運動が大好きで人見知りをしない好奇心旺盛な長男は10ヶ月頃に喋り始めました。
おっとりしていて内気な長女は1歳を過ぎても、喃語ばかり。
そんな長女も1歳7ヶ月頃にぐんと言葉が増えて喋るようになり、今では立派に小学校に通っています!
喃語がでるようになってきたら、「ア!」と一声だけ発しただけでも、赤ちゃんに反応を返してみましょう。
特に意味なく喃語を発していることも多いですが、スルーせずに目を向けてあげることでその後の喋る早さに少なからず影響を与えるかもしれません。
喋るのが遅い子の特徴は?喃語も遅い?
先ほども説明した通り、喋る速さには赤ちゃんの性格が影響しています。
内向的で大人しい性格の赤ちゃんは、あまり積極的に話そうとしない傾向にあります。
同じ月齢・年齢の赤ちゃんに比べて喃語が少なかったり、言葉が出なかったりすると不安に感じるかもしれません。
しかし、小児科医や公認心理師、保健師さんにも確認しましたが、赤ちゃんが周りの声かけに対して反応し、言っていることを理解できているようなら問題はないとのことです。
ただ赤ちゃんとの生活のなかで、ついついしてしまっている行動が言葉の発達を妨げてしまう可能性もあるということを知りました。
わたしも「あの時知っていれば」と思うポイントがあったので、ぜひ参考にしてみてください。
話しかけることが少ない
赤ちゃんが生まれてから喋りだすまでの約1年間は、赤ちゃんから親に話しかけてくれることはありません。
そんな赤ちゃんに対して、「会話できないし」と無言でオムツを替えたり、ミルクをあげたりしていては言葉を聞く機会が激減し喋るのが遅くなることがあります。
解決ポイント!
ちょっとしたことでもとにかく話しかけましょう。
一人で話をしているようで少し恥ずかしいですが、赤ちゃんにとってとても大切です。
絵本を読むのもおすすめ!
気が利きすぎる
赤ちゃんの表情や行動を見て、なにが欲しいのかなにが必要かすぐにわかる察しが良いママによくある行動です。
子どもが何も言わなくても…「トイレ行きたいの?」「これ食べたいの?はい、どうぞ。」「あの玩具で遊びたいの?取ってくるね!」
ついやってしまっていませんか?
これを赤ちゃんのうちからつづけていると喋らなくても思い通りになるので、言葉を覚えて発する必要がなくなりますよね。
解決ポイント!
まだ喋れない月齢の頃から、物の名前や気持ちをあえて言葉にして赤ちゃんに聞かせるといいです。
少しずつ喋るようになってきたら、赤ちゃんから言葉が出てくるのを見守ることも大切です。
喋るのが遅いと、周りと比べて発達の差が気になってしまいますよね。
わが子の成長に合わせたサポートをしていきましょう。
ちなみにわが家の場合、長男は喃語は早くからたくさん発していましたが、言葉が出るのは遅かったです。喃語をたくさん喋るからといって、発語が早いとは限りませんね…
赤ちゃん(0~1歳)が喋るように促すには?
赤ちゃんが喋るように促す方法を知りたいかたに、保健師さんに聞いた言葉を促すポイントをご紹介します。
とにかくたくさん話しかけましょう!
テレビやDVDを見せて音声を聞かせる方法ではなく、赤ちゃんの発語に肯定してうなずいたり、繰り返したりと反応してあげることが大切です。
例:おいしそうにごはんを食べていたら、「おいしいねー」
楽しそうに遊んでいたら、「たのしいねー」
月齢が低いうちはあまり声かけをしても反応が少ないかもしれませんが、赤ちゃんの気持ちを代弁するように話しかける方法も効果的です。
このように赤ちゃんとコミュニケーションをとることは、発語のためだけでなく親子の時間としても大切です。
何度も繰り返し話しかけることで、徐々に反応が見られるようになるようです。
まずは赤ちゃんとお喋りしているつもりで過ごしてみるのも良いですね。
ここでご紹介したのは0〜1歳半の赤ちゃんへの対応です。
喋らなくても言葉が通じていれば問題ないと言われますが、1歳半を過ぎても有意語を喋らず指さしができない、視線のコミュニケーションが苦手な場合は、市の案内にしたがってサポートを受けることになる可能性が高いです。
わが家の長男は2歳児の年から療育園に通って喋るようになりました。家庭でのサポートに限界を感じたときはお住まいの自治体の保健師さんに相談してみるのも一つの方法です。
まとめ
赤ちゃんの成長スピードはみんな同じではありません。
そうとわかっていてもつい心配してしまう気持ち、とてもよくわかります。
しかし毎日赤ちゃんはたくさんのことを学び、日々その子なりの成長をみせてくれますよね。
ママが笑顔でいることが、がんばって成長している赤ちゃんにとって一番のご褒美ではないでしょうか。
赤ちゃんが喋らないことに悩んでいるかたは、家族や身近な人に相談したり、だれにも相談しづらいときは自治体の子育て支援の窓口に相談したり、1歳半検診で経過観察したり、療育センターに相談したりしてみてください。